2回目のテーマは

ケイ素の七変化と存在箇所

 

 

ケイ素は酸素に次いで地球で2番目に多い元素で、固体としては地球で一番多い元素です。

 

酸素は無いと生きていけないので一番大事ですが、ケイ素はその次に大事だと言えます。

 

ただ、ケイ素100%の石は自然界には存在しません。

 

テラヘルツ鉱石と言われるケイ素の石は、水晶を高温で熱して酸素を飛ばして作られたものです。

 

製造方法によって、無数の穴や空洞(目に見えないレベルも含めて)があるものと、ツルツルピカピカのものがありますが、

エネルギー的にもパワー的にも、空洞構造効果のある固体コロイド状のケイ素の石がお勧めです。

写真では上のタイプになりますが、似ているだけでツルツルなものもありますので、

少なくとも小さな穴くらい開いてるかはチェックした方がいいでしょう。

 

空洞構造効果については後日触れるつもりですが、石だけでなく、ケイ素水に含まれるケイ素の形態にも種類があり、空洞構造効果のあるナノコロイドシリカ水が最もエネルギーが高く、パワーがあります。

 

話を戻します。

 

では、固体で一番多いケイ素は、自然界にどういう形態で存在しているのでしょうか。

 

実は、岩、石、砂、土、泥などのベースにはケイ素があり、ほとんどケイ素の化合物です。

 

ケイ素は他の様々な元素とくっついて存在していますが、自然界で最も純粋な形のケイ素は、ケイ素と酸素で97%(水分飛ばしたシリカエナジーも同じ比率)を占める透明な水晶です。

水晶は化学的には二酸化ケイ素で、石英の一種です。

不純物が混ざると、紫や黄色、ピンク、黒、青、緑などの水晶になります。

 

二酸化ケイ素はSiO2という化学式で表され、温度や圧力の違いで様々な結晶構造に変わり、マグマの粘り気の成分、ガラス、オパール、黒曜石も同じ化学式になりますが、性質や特徴はそれぞれ違い、水晶とは別の物質となっています。

 

ちなみに、車のタイヤはグリップ性能を高めると転がり抵抗が増し、燃費が悪くなりますが、この二酸化ケイ素を入れると、グリップ性能を上げつつ、転がり抵抗を下げ、燃費を良くします。

 

前回ケイ素は両方の作用を併せ持つ、ということをお伝えしましたが、相反する力を同時に発揮する、という奇跡のようないいとこどりが、ケイ素には可能なのです。

 

なお、ケイ素はシリコン、二酸化ケイ素はシリカとも呼ばれています。

 

生物としては、放散虫、珪藻、シダ植物、イネ科の植物の細胞壁や骨格部分に二酸化ケイ素は多く存在しています。

 

 

昔から人間はこのケイ素を利用してきました。


石器、土器、ガラス、半導体、ICチップ、シリコーンゴム、太陽電池、そして、水溶性ケイ素水

 

という風にその形態を変えながら。

 

時計が時を刻むのはケイ素の振動を利用していますし、ガラスやAIなど現代文明を支える存在となっています。

ケイ素が無ければスマホも存在しないのです。

 

 

陰陽五行では物質をその性質から木火土金水の陰と陽に分けますが、ケイ素はその全てに存在しています。

 

木の繊維や樹液

火打石

金属のような導体

水溶液にもなり、純水を作る時最後まで残るのがケイ素

 

で、陰陽両方の作用を持っていますから。

 

 

植物だと体にいいとされるものはほとんどケイ素を多く含んでいます。

 

繊維と殻、皮、胚芽などの部分がそうです。

 

竹や麻のしなやかに伸び縮みする性質もケイ素によるものです。

 

 

人体では、

 

脳、動脈、血液、リンパ腺、細胞膜、毛細血管、松果体、胸腺、骨、関節、筋肉、神経、心臓、肝臓、膵臓、脾臓、胃、膀胱壁、腎臓膜、小腸の絨毛、肺、目、耳、皮膚、歯、爪、髪

 

など、ほとんどの部位に必要なもので、特に中心と壁、伸縮する部位に多く存在しています。

 

中でも、細胞膜と毛細血管は酸素や栄養素を細胞に渡し、老廃物を回収する重要な役目を担っていますが、そこにケイ素が大きく関わっています。

 

体内には微量ですが、原子番号と同じく14番目に多い元素で、免疫や血液循環や神経伝達、リンパの流れに関わり、ケイ素が無いと骨も形成されません。

腸内細菌の作るコロニーのベースにもなりますし、

物質変換の触媒、細胞の活性化、デトックスにも大きく関与しています。

 

東洋医学では氣血水の三つの流れが大事と言われていますが、ケイ素はその全てに関係しています。

量は少なくても土台として無くてはならないものなのです。

 

ということで、

ケイ素は肉体全てのベース

と言えます。

 

ただし、体内では作られず、体内のケイ素量は年齢とともに下がっています。

30代で赤ちゃんの半分の量しかありません。

 

それなのに、昔に比べて、デトックスが必要な状況となっています。

 

戦後、GHQが日本の水源に浄化目的でアルミニウム化合物を投入したことにより、ケイ素がアルミにくっつき、そこへ消毒目的で塩素を投入しているため、日本の水からはケイ素が減り、アルミや塩素の害が増え、

世界一多く認められている食品添加物や世界一農薬を使用している農作物、劣化したプラスティックからのマイクロプラスチック、中国からのPM2.5、放射性物質、電磁波、ウイルス、

など取り巻く環境が悪化しているからです。

 

土が痩せて農作物に含まれるケイ素量も減っていますが、代謝できる植物のケイ素であっても、消化酵素を使って5~10%しか吸収されません。

 

だからといって、食物量を増やすと肥満に繋がりますし、その分消化酵素が増えます。

消化酵素が増えると代謝酵素が減ります。

体内で作れる酵素の総量は決まっているからです。

代謝酵素は新陳代謝、有害物質の除去、免疫力の活性化、細胞の生成や呼吸や脳の活動を司っていますので、できるだけ消化酵素を無駄使いしない方がいいのです。

 

病気になった時、食欲が無くなるのは、食べなければ消化酵素を作る必要が無くなり、代謝酵素を最大限作ることで、早期回復させるためです。

 

そういった時はお湯にシリカエナジー入れて飲んでじっとしていることをお勧めします。

 

ナノコロイドシリカ水のケイ素は、細胞と同じ形態なので、消化酵素不要で吸収されますから、代謝酵素を増やし、ケイ素を補充するには最適です。

参考までに。