今日は22日でケイ素の日なので、ケイ素についての新シリーズを開始します。

 

今までもちょこちょこ書いてはきましたが、ブログに書ける範囲で、ケイ素について勉強会でもお伝えしている内容をテーマごとに詳しくご紹介します。

 

1回目は

「ケイ素という元素について」

 

 

ケイ素が体にいいと聞いて、他のミネラルやビタミンや栄養素や薬などと同じようなもの、と思っている人がいるかもしれませんが、

実はそうではありません。

 

他の物は、基本的に一方的な作用だけを持っています。

 

たとえば、血圧を下げる薬は高い人の血圧も低い人の血圧も下げます。

 

同じように、体にいいと思われているビタミン・ミネラルでも、足りない人にとっては必要なものになりますが、足りてる人にとっては余計なものになり、過剰だと濃度障害を引き起こし、致死量もあります。

 

しかし、ケイ素は様々な要素の中間に位置し、両方の作用を有し、バランスを取る働きなので、過剰症も起こさず、致死量もありません。


では、どういう要素で中間に位置しているのか、まず簡単にご紹介します。

 

 

陽イオンと陰イオンの中間

 

両方の要素を兼ね備え、電子が必要な場合は供給し、過剰な場合は回収しながらも、中庸のゼロポイントで存在している。

 

有機物と無機物の中間

 

両方の要素を兼ね備える一方、有機物のように腐らず、金属のように錆びず、波動を受けても金属のようにスパークしない。


炭素とゲルマニウムの中間

 

外郭電子が4つで最も仕事ができる炭素族の中で、最も自由に電子を扱え、酸化還元、結合、分離、中和を行える。

 

絶縁体と導体の中間

 

電気を通す導体と遮断する絶縁体のどちらの存在にもなれる半導体。電気も生み出せる。

 

光波と電波の中間

 

細胞の波動と同じテラヘルツ波で細胞を活性化。激しい波動からは分散防御し、穏やかな波動とは共鳴同調する。


 

では、図を使ってもう少し詳しく説明します。

 

下の元素記号表の14番の Si がケイ素ですが、ケイ素の左側が陽イオンになりやすい元素で、右側が陰イオンになりやすい元素です。

 

元素は原子核(陽子と中間子)とその周りの電子で構成されています。

陽子は+で電子が-なので、引きあってバランスがとれてるのが本来の元素の状態です。

元素が電子を失うと、+が強くなるので陽イオン、電子が増えて-が強くなると陰イオンとなります。

 

ナトリウムは1個電子を失いやすいので+1、マグネシウムは+2、アルミニウムは+3なので、ケイ素は+4

塩素は1個電子を加えやすいので-1、硫黄は-2、リンは-3なので、ケイ素は-4

ということで、

ケイ素は+4の陽イオンでもあり-4の陰イオンでもあるので、プラマイゼロで常に中庸の状態で存在します。

 

では、そんなケイ素に何ができるか、ということですが、

 

電子を失うと、物質は酸化しますが、ケイ素は電子を供給して酸化を防げます。

逆に電子が増えたものの例としては活性酸素がありますが、ケイ素は過剰に増えた活性酸素から電子を回収して元の酸素に戻し、適正量に保ちます。

そういった両方の働きができるのです。

 

 

 今度は上図のケイ素の上下を見てください。上は炭素で有機物、下は金属のゲルマニウムですから、ケイ素はその中間の物質ということです。

有機物のような食物にもなれば、金属のような光沢を持つ石になることもできますが、その石をポケットに入れて空港のゲートを通過してもブザーは鳴りません。

有機物ではないので腐ることはなく、金属でもないので錆びることはありません。

 

 

常に中庸を保ち、腐らず錆びない最も変化しない物質なので、重さが変わらないことがパリの世界会議で評価され、

1kgの重さの世界基準物質

は、令和が始まった2019年5月に、それまでの白金イリジウム合金から、

ケイ素100%のシリコン真球に変わりました。

 

また、金属のように導体として電気を流すことも出来ますが、有機物のゴムのように絶縁体になることもできるので、半導体としてICチップなどに使われています。

電気も生み出せるので、太陽電池の原料となっています。

 

炭素もゲルマニウムもケイ素も移動可能な外郭電子を4つ持っていますが、これは手が4本あるようなものなので、炭素族が最も仕事ができる(触媒・結合・分離など)元素と言われています。(外郭電子が5つあっても、移動可能な電子は1つなので、4本以上の手を持つ元素はありません)

下図のように、外郭電子が二重円で陽子まで近くて離れにくい炭素や、四重円で陽子まで遠く電子が離れやすいゲルマニウムと比べて、三重円で中心の陽子から外郭電子までの距離がほどよく、電子を自在に出し入れできるので、ケイ素は最も仕事ができる元素なのです。

                                ※画像はネットからお借りしました。

 

ケイ素は一秒間に一兆(テラ)回振動する周波数を出せるので、ケイ素の石はテラヘルツ鉱石とも言われますが、テラヘルツ波は細胞の周波数と同じで、下図の遠赤外線の一番下の領域で、電磁波のマイクロ波のすぐ上になります。

そのため、安全な光でありながら、電磁波のような透過性を持ち、遠赤外線よりも深く細胞や臓器まで到達し、細胞を共鳴・同調させ、正常な状態へと導きます。

また、皮膚や髪や爪などの体表に存在するケイ素は、有害な熱や電磁波から守る働きもします。

                                 ※画像はネットからお借りしました。

 

ということで、

 

ケイ素は様々な要素の中間に位置し、バランスを取れる唯一の元素

 

と言えます。

 

プラマイゼロの中間の状態ですから、ゼロは100倍してもゼロなので、純粋なケイ素の水溶液を飲んでも、濃度障害を起こさず致死量もなく、点眼したり皮膚につけたりできます。

 

ただし、ケイ素が入っていれば全て同じというわけではありません。

 

ケイ素の固体は通常の水には溶けず、製造方法によって状態は異なるからです。

 

ちなみに、シリカエナジーは化学溶剤を一切使わず、自然の力と常温プラズマの力で半年かけてナノコロイドシリカ水溶液になっており、原液でも安心して使えます。

また、水分飛ばすとケイ素と酸素で97%で他のミネラルはほとんど検出されない、純粋なケイ素水なので、ケイ素の力を最大限発揮できます。

参考までに。