タイトルは、脚本家の旺季 志ずかさんの処女作です。

スピリチュアルな真実が組み込まれた素晴らしい作品でした。

非常にレベルの高い大事なことがわかりやすく物語として描かれています。

きな優子さんの
「あなたが幸せになる価値がある」

という本が最近では一番お勧めでしたが、そこにも説かれていた全てを肯定する大事さも
上手く描かれていますので、超お勧めです。

ネットの紹介文はこちら。

ワクワクして、勇気が湧いて、しかも涙がこぼれる。テレビドラマ界の大人気脚本家がはじめて放つ、最高の冒険ファンタジー小説が誕生。青い髪に生まれた少年キラは、どうやってコンプレックスを克服して一歩を踏み出すことができたのか。壮大な世界観とともに描かれる、新しい自分に生まれ変わる「心」のつくり方。

実は、三姉妹のお茶会に参加した時に教えてもらった本です。

やっぱり直観に従って行動すると、いい情報をいただけますね。

映画も歯医者も本も、このお茶会に参加したおかげです。

我々のイベントも、参加された方に、来て良かった、と言っていただけることがよくありますが、
来ていただくだけでなく、行きたいと思ったイベントには今後も直観に従って参加しようと思います。


頭で考えるのではなく、ワクワクする心(直観)に従うことの重要性は、最初にこの本で描かれていたことだったと思いますが、

それ以外で、特に私がいいと思った部分を紹介します。


口べたな主人公は絵が得意です。それについての会話の一部がこちら。

「コンプレックスの陰に才能は隠れている」

つまりコンプレックスと才能はセットということです。ピンチとチャンスがセットのように。

だから、コンプレックスがあってもピンチに陥っても、そこにフォーカスせず、才能やチャンスを探すようにしましょう。
必ずあります。この世界はプラスとマイナスがセットで出来ているのですから。


不要な感情を手放しにくい理由はこちら。

1、感情を嫌っている時
2、その感情を感じる自分を裁いている時
3、その感情が現実の出来事のせいだと思っている時

「出来事は中立 感情が現実を作っている」

感情は大事です。人間である理由ですから。
なので、感情を否定する必要はなく、その感情を持っている自分をも肯定することで、感情を昇華させることができます。
そして、実はその感情が現実を呼び寄せているのです。


「瞑想すると、直観力がさえ、ストレスがなくなって集中力抜群になる。
学習や記憶に必要な脳の灰白質が増えるから」

「灰白質という神経細胞が減るとうつや物忘れがひどくなる」

という科学的な話から、瞑想の大事さを伝えていますが、
スティーブ・ジョブ、ビル・ゲイツ、マドンナ、イチローも瞑想している、という情報もあって説得力を増しています。


そして、本当に大事なことを伝えるセリフもたくさんありました。


「どんな自分も全肯定した時、ミラクルが起こる」

完璧な人間などこの世界にはいません。でも、それがいいのです。
だからこそ、すれ違いや軋轢が起こり、いろんなドラマが生まれるからです。
そして、それを体験しに来ているのですから、自分を否定する必要はないのです。
自分を認め、受け入れ、好きになっていくことが、ミラクルの始まりです。


「何をするかよりも大切なことは、どんな意識でするか」

同じことをやるにしても、意識の違いで結果は違ってきます。
たとえば、お金のために仕方なくやるのと、人を喜ばせるためにやるのでは、相手が受け取るエネルギーも違ってきます。
結果だけでなく、感謝の思いでやれば、行為自体で喜びを味わえるでしょう。


「すべての目の前の人や出来事は自分の鏡」

外界に展開する出来事や現れる人は、自分の内面の反映です。否定していたら、いつまでも同じことの繰り返しです。自分の中にも何か共通するものがあると教えてくれているのですから、受け入れて感謝しましょう。病気も同じです。
人のせい、環境のせいにせず、そこからメッセージを受け取れば進化できます。


「分離は愛を体験するため」

実在するようにしか思えませんが、元々は物理世界はもちろん、非物質世界すら幻なのです。あるのは一つの完全な至福のみ。
でも、それを分離しているように複雑に分けて複数の存在を作ることによって、あらためて愛を体験することができます。


タイトルの7つの教えは、7つのチャクラを違った角度から感情を通して表現したものとも言えます。
ネガティブな感情をポジティブに捉える方法も、物語を楽しみながら学べます。

読みやすいし、面白くて、とてもいい内容なので、スピリチュアルに抵抗がある人にも、子供にも大人にも、幅広く勧められる本だと思います。


我々もチャクラ瞑想やシンギングボウル瞑想会をやっていますので、これ読んで、やってて良かったなとも思いました。