一年前に図書館に予約していた藤田紘一郎先生の
「55歳のハゲた私が76歳でフサフサになった理由」
という本がついにやってきて、バス電車通勤最終日の昨日読み終わりました。

ありがたいことに、この1ヶ月半、自転車に乗る時にはやはり雨は降りませんでした。(霧雨が2回ほどありましたが)
昨日も会社からバス停まではかなり降ってましたが、家の最寄り駅で降りたらやんでました。
本もたくさん読めましたし、いい免停期間だったと思います。

さて、その昨日読んだ本についてですが、
東京医科歯科大学名誉教授である筆者は腸の専門家なので、ハゲに関する話だけではなく、健康に関する非常に素晴らしい内容が書かれていました。

わかりやすくて読みやすいし、千円だし買おうかなと思いましたが、家族にも読ませたいので、藤田先生の別の本を注文しました。
「脳はバカ、腸はかしこい」
こっちは2400円ですが、中古で安いのがあったので。

図書館に返す前に大事なところはメモ代わりに記録しておこうと思いますが、
ケイ素についての記述のとこだけ、まず書き写してみます。

「シリカが、私たちの体を構成する細胞の細胞膜にあり、強度を保つ働きをしていることがわかっています。

また、血管の弾力性を保つ作用もあります。
髪の育成には、頭皮の毛細血管が丈夫で、活動的に働くことが不可欠です。
シリカを毎日とっていると、血管の弾力性が高まり、血管年齢を若返らせることを期待できるのです。

しかも、シリカには体内のコラーゲンの生成を助ける働きがあります。

コラーゲンは皮膚を形成する大事なたんぱく質で、その量が皮膚の状態を左右します。40歳を過ぎた頃から、肌のハリや弾力、シワなどが目立ち始めるのは、コラーゲンが急激に減り始める年代だからです」

「コラーゲンはサプリメントやドリンクなどで摂取するよりも、体内にて生成する力を高めるほうがよほど大事です。
(中略)
口からとったコラーゲンがそのまま頭皮や皮膚に働くわけではないのです。

ですから、体内のコラーゲンの生成力を高めるためにはシリカが欠かせません。
ところがシリカは体内で生成できないばかりか、成人で1日あたり10~40mgずつ消耗されていくことがわかっています」

抜粋終了。


食事からとるなら、

粟、キビ、ヒエ、玄米などの雑穀や全粒穀物
青のり、ワカメ、ひじきなどの海草類
味噌や納豆などの大豆食品
ソバ、ゴマ
サバ、サンマ
霧島山系の水

などに多く含まれると書かれていますが、

ヨモギ、キュウリ、ほうれん草、バナナ、レーズン、かぼちゃ、レンコン、きのこ、ネギ、柿の葉茶(ビタミンCも取れます)
などもいいでしょう。

ただ、体内のシリカ量は0歳を100とすると30歳で50というように、加齢とともどんどん減っていきます。

しかも、農薬や添加物は世界一多いと言われるような日本ですから、デトックスのためにシリカの必要量は昔より増えています。

なので、シリカエナジーなども利用して補充した方がいいでしょう。

普通の食品や水からは酵素を使って10%くらいしか吸収できませんが、細胞と同じナノコロイド状なので、体に負担をかけずにストレートに体内に取り込まれますから。

シリカは、細胞膜も毛細血管もコラーゲンを蘇らせ、若さと健康を保つ鍵となります。

もちろん、暴飲暴食しない、ストレスためない、生活習慣を見直す、などの必要はありますが、シリカは基本で基礎となるものなので、欠かすことはできないものと認識しましょう。