昨日の予告どおり、長女に話した内容をできるだけ思い出して再現したあと、補足説明させていただきます。

「いろいろと文句言いたくなるのはわかるけど、出したものが返ってくるからできればマイナスな言葉は出さない方がいいよ。いつもメッチャ幸運な保江さんって物理学者(前回記事に書いたようなエピソードや「ありがとう」と「手を合わせる」効用など紹介する)が悪口言ったあと、全ての歯車が狂う体験をしてる。
でも、我慢するとストレスになるから抑え込むのは良くない。じゃぁどうすればいいんだってなるよね」

「うん」

「不平不満や愚痴をこぼしたあと、『確認しました』って言えば、いいんだって。エネルギーの状態がわかるまんとくんって人が、それでマイナスエネルギーが消えるのを確認してる」

「へぇ、そうなんだ」

「それでマイナスの連鎖は断ち切れるけど、できればプラスに変えた方がいいでしょ。
ケイさんの話だけど、雨の中傘が折れて使えなくなった時、『吉兆だ』と思ったんだって」

「その状況で吉兆?」

「そのあと新しいお店見つけて傘買ったら、そこには毎日買ってた食べ物が安く売ってたんで、トータルで得したから、本当に吉兆だったんだ。
結局自分で思ったとおりの世界が展開するってこと。
たぶん、傘折れたことに文句言ってたら、さらに悪いことが起きてたはず。
そうそう、さっきのまんとくんは、ある人から『これ、まんとくんに合うと思う』って言われた食べ物が、事前のチェックで合わないはずだったのに、確かに合う状態に変わってたんだって。だから、物事や未来は決まってないんだよ。意図によって変わるんだから」

「量子物理学でいう『観察者がいるから世界が存在する』みたいな?」

「そう、だから意図を大事にして、どうせなら、楽しく生きた方がいいでしょ」

「そうだね」

てな感じで駅で降ろしたのでした。


これで納得する方はここまでで十分だと思いますが、一応補足します。


なぜ、不平不満をまき散らしていたら、それらが自分に返ってくるのか。

ラジオの周波数合わせたら、放送が聞こえるのと同じで、プラスの思いでもマイナスの思いでも、出したものが返ってきます。
蒔いた種は刈り取ることになるのです。

これは波長同通の法則や引き寄せの法則での説明ですが、別の説明もできます。

究極的には全てはひとつで、全ては自分なのですから、他人に対して抱いたマイナスの感情は、自分に向けられたものと同じだということです。


ではなぜ、不平不満や愚痴を吐き出したあと、

確認しました

と言えばいいのかは、まんとくんの記事を読んでいただければ、と思いますが、

ちょっと違う角度で私なりの解説をしてみます。

まず、確認したのは誰か、ということです。

自分で悪口言ったんだから、確認しなくてもわかってますよね。

だから、これは、

肉体と同化してこの世界のドラマに入り込んで翻弄されてる自分を、肉体を超えた存在である本来の自分が確認した、

ということでもあるのです。

言い換えるとハイヤーセルフ目線の言葉です。

我々は、非物質界では周波数が同じ者同士の集まりになり、お互いの考えがわかるし、思いが即現実化するので、濃い体験ができません。
だから、ドキドキワクワクの先が見えないドラマチックな体験をするために、時間の存在する玉石混交の世界である地球に生まれて来ているのです。

でも、肉体に宿ると本来の大いなる自分を忘れ、バーチャルリアリティ体験を真実だと思い込み、深刻になってしまい、不平不満や愚痴をこぼします。

しかし、「確認しました」と言うことで、肉体に宿ってこんな体験するとこんな感情が出てくるんだ、ということを本来の自分が確認し、
これは単なるアトラクションで、自分は壮大な人生ゲームをしてるんだった、深刻になることはなかった、ということを意識せずともなんとなく思い出すのです。

そこで気づかないと、マイナスエネルギーは自分に気づかせるため、さらに同じような出来事を運んできて、不幸の連鎖が続きますが、気づけばもう役割りは終わりなので昇華していくのです。

過去(過去世も含む)の傷やその時の感情を再確認することでトラウマが解消したり、症状や悩みが消えたりするのも同じ原理です。
認めてあげるだけでいいのです。

TVドラマや映画を観て、主人公をいじめる悪役が憎らしくなることもあるでしょう。
でも、見終わったあと、普通はそれがお芝居だと認識します。

ただ、中にはその悪役を演じてる俳優に街で会った時、
「○○ちゃんをいじめるな」と本気で言う人もいます。

ドラマと現実の区別がついてないのです。

人生において、愚痴や不平不満や悪口を言いっ放しにしてる人は、それと同じですが、たいていの人がその状態です。

その状態に対し、ガイドは我々に近い目線なので、現実的なアドバイスをしたりヒントをくれますが、ハイヤーセルフや高次の存在は、「全ては上手くいってる」と言うだけです。
それは、一歩引いた目で見てるので、この世界がゲームやドラマだとわかっているからです。

だから、今回嫌な役だったりしても、このドラマには欠かせないので、どんな人もそのままで完璧と言えるのです。
誰もが価値ある存在なのです。何もしてないようでも、どんな人も生きてるだけでこの世界の役に立っています。

そんな感じでハイヤーセルフや本来の自分のような長い目で見られるようになると、自然に「全ては上手くいってる」という考えになっていき、何があっても人生に翻弄されなくなり、逆境も楽しめたりするようになります。

いつしか、不平不満や愚痴も出なくなっていくでしょう。押さえたり我慢してるわけではなく、逆に「ありがとう」という気持ちが自然と湧いてきます。


ただ、「確認しました」で、マイナスはゼロに戻りますが、さらにプラスにして、楽しく人生を送りたいですよね。

それには意図が大事です。

逆境の中で「吉兆だ」と言うのは簡単ではありませんし、無理に言葉にしても確信がなければ意味がありません。

そんな時は、「ピンチはチャンス」「失敗は成功の元」という言葉を思い出し、絶対良くなると思い込みましょう。

未来は決まってるようで決まっていません。

まんとくんの2つめの話については、やはり本文を読んでいただければ、と思いますが、

みえさんが選択してまんとくんに合ってるものだと確信したため、物質のエネルギーがそういう風に変化したんだと私は解釈しています。

これは未来は変えられる、ということでもあります。

変えるのは人間の意図。それが100%の確信を持ったものなら変わります。

齋藤一人さんがお金持ちになれない手相だったのに、日本一の金持ちになったのも、意図と確信があったからです。

私がヘルニアで骨格が歪んでるのに、ギックリ腰を起こさなくなったのも同じです。(何十年も風邪か腰痛で毎月のように病欠してましたが、もう4年近く全く病欠しなくなってます)

我々はこの世界を創造しながら生きているのです。

でも、100%の確信がない場合は、予定どおりの未来となりますし、自分以外の世界的なことは集合意識によって変わるので、個人の力だけではどうにもならない場合はあるかもしれませんが、それは潜在意識的にはそれを体験したかったのでしょう。
いずれにせよ、自分に必要なことが起きているのです。

だから、自分のことに集中しましょう。他人や社会を変えるのは簡単ではありません。

でも、自分を変えれば目の前の現象は変わっていきます。


まずは小さなことから、きっとそうなんだと思い込めることから始めればいいでしょう。

すると、「本当だ」と思えるようになって確信も深まってきます。


ということで、マイナスをプラスに転じ、人生を楽しんでいきましょう。

(ただ、この記事はあくまでも私の個人的見解ですので、鵜呑みにせず、参考までに)