花粉症の原因と言われるブタクサの別名みたいに思われてるようですが、セイタカアワダチソウは、花粉症の原因とはなりません。

そもそも花粉は重く飛ばないそうです。

ブタクサよりも黄色く綺麗な花を咲かせ、逆にアレルギーを治す薬草でもあるのです。

これがブタクサ


こっちがセイタカアワダチソウ


よく見かけますよね。


花を咲かせる直前のつぼみの状態に一番多く酵素が含まれているので、そこで刈り取り、逆さに干して乾燥させれば、お茶や入浴剤になります。

冬場のかゆみには天然塩をひとつかみ風呂にいれることで解消できますが、このセイタカアワダチソウも同じような効果があります。

しかも、追い炊き機能が付いてる風呂なら、2、3日入れっぱなしでいいそうです。酵素がじっくりしみ出してくるので。

汚れも分解してくれるそうですし、2日目くらいには泡がぶくぶく出てくるので、この名前がついたとのこと。
デトックス効果も高く、アトピー、ぜんそく、人工透析をしている腎臓病などの人、さめ肌(あるいは乾燥肌)、胃腸病にもいいそうです。

実は、お茶として飲むのもいいのです。

実際、身内の透析患者に、以前紹介したジンジャートリートメントをしてもらってますが、このセイタカアワダチソウ茶を飲ませたら、初日にほんの少しですが、おしっこが出ました。
今まで全く出なくなっていたのです。

一週間ほど続けてもらっただけですが、ずっと右肩上がりだったクレアチニンの値が、初めて下がったそうです。10から9に。

だから、非常に喜んでいます。

どっちが効いたのかはわかりませんし、相乗効果だと思いますが、急性腎炎でおしっこが出なくなった人が、このお茶飲んですぐに出たという話もありますから、セイタカアワダチソウに排尿効果があるのは間違いないです。
その後も少しですが、出るようになってるようです。

東城百合子さんの「自然療法」という本にも出ていました。

ただ、この酵素、お茶で飲む場合、熱湯では壊れてしまうので、水から煮だし、70度くらいで止めるのがいいそうです。

私は湧かしたお湯を水で薄め、お茶のように注いで飲み始めましたが、花粉症の症状もかなり抑えられます。

よもぎのような味で、ほんの少し苦みがありますが、飲みにくいとは思いません。人によるでしょうが。


今はただの雑草扱いされてますが、実はすぐれものなのです。生命力旺盛な植物にはそれだけ力が秘められているのでしょう。

大麻草も生命力が旺盛なので、北海道では自生していて、行政がお金出して刈り取って捨てるという馬鹿なことをしていますが、東南アジアでも雑草扱いで、道ばたに生えていたりするそうですね。

誰も世話しなくても勝手に生えて高く成長する生命力の強い草なので、その果穂にはエネルギーが満ちあふれているのでしょう。

大麻草を規制するのは、このセイタカアワダチソウを規制するのと同じだと思います。

ただ、大麻は未成年は病気の人以外は摂らない方がいいようです。元々日本では違法ですが、快楽目的はお勧めしません。それについては別の機会に触れますね。

とにかく、セイタカアワダチソウがあって良かったです。
ジンジャートリートメントもそうですが、教えてくれたoriharuconさんに感謝です。