スタッフとして参加しながら二本とも観させていただきました。

いずれも素晴らしい映画でしたよ。

「かみさまとのやくそく」は胎内記憶、中間世記憶、前世記憶などを持つ複数の子供達やそのお母さん達へのインタビューや、
産婦人科としての医学的常識を覆す、胎内から外を見た外の状況、生まれた直後の景色などが語られ、
たいわ師による乳幼児との対話や接し方や、インナーチャイルドの癒しなどについてまで語られた映画でした。

具体的には、
幼児がなぜボタンのついた服を嫌がったのかは前世に原因があったり、
兄弟となることを約束して生まれてきたり、
前世の悔いを中間世の反省部屋で反省して今回それをお返ししてから自分のことを楽しもうと思った子たちや、
お母さんを喜ばせるためや、人の役に立ちたいと思って生まれてきた子などの話がありました。
お腹の中を描いた絵に共通するものがあり、一般に知られていないことで、私も知らなかったことでしたので、妄想や想像ではなく、子供達は事実を語っていると断言できます。

私自身はそういったスピ的な話はある程度いろんな本で読んでたので、内容より、そういう子たちが増えているんだな、ということが印象的でしたが、そういったことを知らない、または信じていない人にも非常にお勧めです。

なぜなら、知っていると、妊娠中や子育て中のストレスが全然違ってくるので、母子ともにいい影響が出るからです。

医者や大学教授がそれについて解説しているので、受け入れやすいと思います。

それ以外で特に印象に残ったのは、子供の言うことを否定したりごまかしたり話をすり替えたりしないことが大事だ、ということでした。

子供が転んで「痛い」と泣いた時、

そのくらい、たいしたことない、とか、泣くな、とか言いがちです。実際私もよくそうしてました。
でも、それは自分の言うことや、やることを否定されてるのと同じです。

逆に「痛かったね」「泣きたいだけ泣きなさい」というと、もう大丈夫、と泣き止んだりします。

甘やかすのではなく、認める、受け入れることがまず大事なのです。

そうしないとインナーチャイルドとして心に傷が残ってしまったりします。

子供は実はわかっているので、胎児であってもちゃんと説明することが大事で、そうすることで、逆子だってすぐに治ったりするのです。



「1/4の奇跡」は少し前の映画ですが、世界的にも絶賛されているもので、やはり素晴らしかったです。

養護教員の方が主人公のドキュメンタリーで、障害者や難病の方が実はとても大切で素晴らしい存在なんだ、かわいそうだからではなく、社会に、これからの世界に必要な方達だから支援すべきなんだということがわかりました。
全ての存在に価値があり、無駄なものは何もないと思える映画です。

実際、とてもピュアな心を持っていたり、凄い能力を持っている障害者や、難病になってもそれを嫌だとは思わず、受け入れるどころか、治してもらう必要もない、とまで言い切る素晴らしい方達の話が聞けました。

特に最後の多発性硬化症の女性との交流の話は感動的で、私は去年亡くなった親友の最後とダブる場面もあり、思わず涙をこぼしそうになりました。

1/4の奇跡とはどういうことなのかはぜひ映画を観て知って欲しいですが、障害者や難病の方がどうして大事な存在なのか、ということを表した言葉です。

そういえば、この映画に親戚が出ていたのを初めて知りました。単独インタビューで名前も出てましたが、訳あってここに名前は出せません。


とにかく、機会がありましたら、ぜひ、どちらも観ていただきたいと思います。

いずれも全国で自主上映会が行われていますので、ネットで検索してお近くの会場に足を運ぶか、自分で上映するかしてはいかがでしょうか。