2013年6月25日に書いた本の感想日記です。
Kan.さんの二冊目の本「問題は解決するな」を読みました。
一瞬「なにそれ?」って思いません?
私は思いました。でも読んで納得でしたよ。
著者は、老荘思想の流れを汲むクンルンネイゴンの後継者にして、今まで5人しか達成していないというタオイスト究極のゴールドドラゴンボディの達成者です。
だから、もし、目次や紹介文を読んでピンと来なくても、読めばわかります。素晴らしい本です。
何度も読み返そうと思いました。
ただ、ワークショップでは、「今度本が二冊出るけど、読むな」と言ってたそうです。
どちらも前菜レベルらしいです。
ちなみに、前の本「時空を超えて生きる」は驚異の内容でした。前回書きませんでしたが、未来は予測できるけど決まっていなくて変えられるっていう話を今回紹介しましょう。
飛行機に乗ろうとしたら、黒ずんで見えた。乗客も全員黒ずんで見える。そこで、徹底的に調べさせたら爆弾が仕掛けられていた。それを取り外すと全ての黒ずみが消えたので、安心して飛行機に乗ったそうです。
一冊目は驚異の半生や体験がメインで、二冊目は教えがメインです。
共通してた話は背骨が粉々に砕けていて半身不随だったのが平十字に教わった輪のポーズで治ったってとこくらいでした。
これが両方とも前菜レベルって、メインディッシュはどんだけレベル高いんでしょうか。
でも、さっき、クンルンネイゴンを調べてみたら、なるほど、と思いました。
クンルン=崑崙山脈
ネイゴン=内気功
クンルンネイゴンとは、
3世紀から道教の寺院で
高度なレベルへ達した道士(タオイスト)にのみ
一子相伝で伝わってきた秘伝の錬金術、芸術です。
ここで言う錬金術とは、
鉛の身体から黄金の身体へと
変容することを表しています。
それを道教の伝統ではゴールドドラゴンボディ、
仏教の伝統ではダイアモンドボディ、
チベットの伝統ではレインボーボディと呼ばれています。
詳しくはこちらです。
http://everhearth.blog.fc2.com/blog-entry-218.ht
確かにこのリンク先の内容を読むと、まだまだ先があって奥が深く、本は前菜レベルかもしれません。
しかし、前菜でも私にとっては非常に良かったですよ。
わかりやすく簡潔に書かれていますし、少し中山さんのマナカリアリティーに近い話もありましたしね。
ちなみに、メインが出るかはわかりません。
では、HPから紹介文と目次をコピペします。
http://kanportal.com/
「問題は解決するな」
矛盾でいっぱいだったら、人生は順調なのです!
「問題から逃げるな」とよく言いますが、逃げることも人生の大事なオプションです。逃げることは敗北ではありません。危険だったら、逃げる。当たり前のことです。
自分を変えるのは、自分の役目ではありません。森羅万象、変わらないものがありますか? 「自分はこれがダメだと思うから、こういうふうに変える」そんなしくみは、この地球にはありません。
喜んだり悲しんだり、裏切ったり裏切られたりしながら、喜怒哀楽を全部味わいつくす。すると、おのずと問題は解決していきます。
いったん、すべてお手上げ状態にしてあきらめる。これは、強いことです。新たに物事が始まり、展開していきますから。
人間は、地球のあらゆる事象を味わいつくすように生まれついています。そこに自分が何を見出し、何を得て、何と共振していくかが重要なのです。
どんなテクニックを知っていても、あるいは自分が学んだテクニックを人に教えていたとしても、そんなことに意味はありません。HOW TO探しやHOW TO自慢に価値を見出しているのは、真剣に人生を味わおうとしていない証拠です。
あなたが探さなければいけないと思っている「人生の使命」は、「馬の前につり下げられたニンジン」です。
何かをなそうとした時点で、今を味わうことから離れて、過去や未来、人の人生を生きようとすることになります。「今この瞬間」から湧き上がってきたものを、単純に次の行動に移していく。そうやって積み上がったものが、あなたの人生になっていきます。
【目次】
序章
脊髄損傷の治癒から、探求の旅へ
人生を変えたスペシャルな出会い
「私」という存在は、体ではない
第1章 問題は、「問題」ではない
問題にエネルギーを注ぐと、燃え上がるだけ
いやなら、逃げる
本当に困る手前で、解決ゲームに参加しない
人生の醍醐味は、未知に遭遇したところにある
痛い時は、痛がればいい
波のないサーフィンはおもしろくない
あきらめると、新しいことが始まる
「瞬間完結」で生きていく
「習ったこと」から、「備わっていること」へ
「なりたい自分」を目指さない
地球はせつない星だと知る
人生の目標は、本の付箋のようなもの
第2章 人は、矛盾した地球に生きる矛盾した存在
「今、ここ」にいることは、誰にもできない
人間には、真逆のものが同居している
人は愛を説きながら、軍事システムを作動させている
「頭」「ハート」「体」の3つのセンター
昆虫は、人間よりも「宇宙に適う生き方」をしている
宇宙で生きることは、既知と未知とのせめぎ合い
隠された情報を持つジャンクDNA
人は、脈を打っているだけで生きている価値がある
自分の鼓動とひとつになる
共振は、生きる糧になる
生命は、共振から始まる
共振とは、お互いの聖域を認め合うこと
第3章 「今」と出会い、共振を起こす体をはぐくむ
自分探しよりも、「武装解除」を
自分の循環が整うと、お金の循環が整う
エネルギーには、3つの循環しかない
歩くことには、大きな秘密が隠されている
歩くと、本当に立つことができるようになる
立つとは、自分という神殿の軸を作ること
世界はどこまでも自分自身の延長
息を吸える奇跡、吐ける奇跡に気づく
中和の力が物事を解決していく
本当の「運動」は、自分ではできない
我々は、太陽を食べて生きている
朝日を浴びる
一本の木と交流する
くるぶしをなでる
すべてを手放して寝る
五感を信用しすぎない
人は、フォーカスした世界に振りまわされている
第4章 感情というお天気とつきあう
事実と思い込みをきっちり分ける
感情は、頭と体をつないでいる
「感情もどき」にだまされない
喜怒哀楽は「瞬間」だと気づく
言葉に心を乗っ取られない
感情に溺れるのは、快感を求めているから
喜怒哀楽のバランスが取れると「楽」になる
「24時間後に怒る」と決める
馬車に、自分という「主人」を座らせる
ユニークで、不完全な自分でいい
幸せは、本当に備わっているものを発見する旅にある
第5章 人生をハートで味わいつくす
どの時間も、自分にギフトされた大切な時間
ハートを見つけるということ
今いる「ここ」が最高のステージ
人生の使命は「生きること」
自分に起こった出来事に、本当に出会っていく
名画を「所有」できるのは誰か
せつない誰かのそばに、そっといる
「ベールの自分」
「いつものあの道」を味わう人生
いかがでしょうか?
私はお勧めしますよ。
※「君いつ」のKANさんとは別人ですのであしからず。