2013年6月19日に書いた本の感想日記です。
昨日、今日と素晴らしい本を読みました。
「時空を超えて生きる」~潜象界と現象界をつなぐ~ Kan.
「自分が変われば世界が変わる」~呪術師ルハン・マドゥスの教え~ 須藤元気
どちらも読みやすいけど凄い話でした。
キーワードは「ハート」と「ドラゴン」です。
最初のKanさんの話はそれこそインドの聖人のようにテレポーテーションしたり、ババジ・聖母マリア・キャットピープル・シリウスやアンドロメダの存在と会って話をしていますが、全て写真が残されてますし、目撃者も多数います。
でも、中山さんの本音トークと同じで「宇宙に上下などない。超能力や超常現象が起きたからといって凄いわけではない」とさらっと体験を語っています。
とは言ってもはっきりいって凄い話です。できればもっと詳しく知りたいと思うほど深い話も満載ですが、すべて簡単に書かれています。紹介って感じでしょうか。
この方は幼い頃から凄い霊能力を持っていましたが、木の精霊に瀕死の重傷を救われ、青年になって大怪我して入院中に平十字(カタカムナを伝えた伝説の男ヒラ・トウジ)さんに会ってから、数多くの師匠の下で学び、最終的に老子の流れを汲むクンルン・ネイゴンの後継者になり、ゴールドドラゴンボディを獲得します。
その途端、誰にも伝えていないのに、すぐに師匠から電話が入り、世界中の見知らぬ覚者やシャーマンからお祝いのメールや手紙やメッセージをもらいます。
やはりそういった人達は繋がっているんですね。
人間に上下はありませんが、この世界での役割として、選ばれた人やリスペクトに値する人はいます。
だからといってみなが同じようになる必要はありません。
そして、一番大事なのはハートだと言われています。しかも普通に考えられているハートではなく、もっと根源的なハートです。
日常の生活をしっかり生きるのが大切で、何か行をやらなきゃいけないわけではない、とも言われてましたが、いくつかのエクササイズも最後に教えてくださってます。
この本は出たばかりですが、確か次の本もすぐ出るはずなので、そっちも買うつもりです。
本物の覚者の話は、どんなに凄くても、自己顕示欲や驕りや脅しなどを感じることがないのでいいですね。驚きや感嘆とともに平和や安らぎを感じます。
日本にもこんな人がいたんですね。ぜひ会ってみたいです。
次は、須藤元気の本です。
彼はまだ修行の途中ですが、選ばれた人間であることに間違いはないでしょう。
カスタネダがドンファンから教えを受けたように、彼もドンファンのような呪術師ルハン・マドゥスから小さな弟と認められ、いきなり「龍の涙」という秘儀を授けられます。
元気さんは夢の中で見知らぬ人物に肩に手を置かれたんですが、目が覚めてからもその手形が残っていて写真も公開されていました。
ルハンにその話をして、風貌を告げると、その人物はカスタネダの本にも出てくるドンファンの四世代前の師匠で、ルハンの師匠でもあったことがわかりました。
ババジのようにずっと生きてる方です、確か。
龍の涙は体操や武道の型のように動いて行うもので、それによってチャクラの活性化や無の力を得たりするもので、門外不出らしいです。
だから、YOUTUBEで須藤元気のグループパフォーマンスは見れますが、「龍の涙」を見ることはできません。
しかも、彼はルハンから他の秘儀も今後全て無料で教わるようです。Kanさんみたいに後継者と目されてるんじゃないかと思います。
そして、大事なのはやはりハートを開くことでした。
私はカスタネダは「夢見の技法」しか読んでいませんが、シリーズで何冊も出ていて、最後にドンファンは生きたまま光の別次元に同士とともに消えていったそうです。
だから、ドンファンは架空の人物じゃないかと言われていたので、須藤元気はルハンの写真を証拠として撮りました。
なぜ、ドンファンが写真を拒んだかというと、植物さんの本にもあったように写真は本人と繋がってるので、いろいろと大変だそうです。だからルハンもサングラスして目を隠して写っています。
なぜ、黒い服を着るかという話も興味深かったです。黒服はエネルギーを保ち、外からの攻撃からも守れるからだそうです。
あと、目立つ色は他人のエネルギーの介入を受けるそうです。
だから冠婚葬祭では黒服だし、メンインブラックもそうなんですね。よくわかりました。
この本は彼がルハンを知り、彼に会い、秘儀を授けられるまでのロードムービー的な話で非常に読みやすいですが、最後に書かれたルハンからのメッセージの翻訳文は、深く詳しく書かれていて素晴らしいです。
安易に夢見の技法などを望んだりするものではなく、おのれの心の内側の真実に純粋に向き合うことによって可能となる修練だと言ってます。
準備が出来てないのにチャクラを開くのも良くないと聞きますが、やはり準備や心構えはなんでも必要ですね。
とにかく、どちらの本もお勧めです。