梅雨前に播種したハトムギが、発芽してきました。
成長するのはハトムギだけではなく、もちろん雑草もぐんぐん伸びてくるわけです。
ハトムギが雑草に負けてしまわないように、条間を耕耘する作業をここ数日間はしています。
管理機の扱いも少しずつ慣れてきたある日、ある圃場に入り作業をしていると、明らかに他の圃場とは違う異変に気付きます。
何かに食べられたような跡が…
しかも所々ではなく、壊滅的な量。
この圃場だけ。
何故だろう⁈
農家の大先輩が言うには、ドロムシではないかとの事。
ドロムシというのは、稲につく害虫。
壊滅的な被害をうけた圃場のお隣は、他の農家さんがお米を栽培しています。
なるほど。
他の圃場に比べて、著しい被害があった状況にも説明がつく。
色々対策を調べてはみたけど、田んぼの水面に古い天ぷら油を垂らし(新しい油だと水面に広がらないらしい)、水面に呼吸にきたドロムシ の呼吸器を塞ぐことで窒息死させるとか、農薬で対応するとか…
でも、そもそもこれらの対策は、米を栽培している農家さんがやることであって、隣でハトムギを栽培している身としては、手出しできないこと。
慣行栽培の圃場から来た虫で、自然栽培の圃場の作物が被害をうける。
悲しい風景だけど、これが現実。
受け入れて前に進むしかないですね。
今回の経験から、一つでも二つでも次に繋げていける知恵を見出していきたいものです。
奇跡のリンゴの木村秋則さんは、こんな経験を自分が持つ全ての圃場で、しかも9年間収穫できない時間を過ごしたって言うんだから、想像を絶しますね。
そんな想像を絶する経験をもとに確立された、自然栽培という農法。
それを惜しみなく、知識や技術を伝承してくれる。
これは何がなんでも、自分のものにして、次世代に繋いでいかなくてはなと、改めて感じたわけであります。
この環境にも人にも優しい持続可能な農業で、そこに携わる農家さん達が生活を成り立たせていける未来を切り拓くぞ!!