テストを受けて参りました。
(`ェ´;)
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朝、早く7時前には家を出て8時入りです。初めての場所での初めての厨房、使い勝手のわからない状況のまま本番です。
kemiさんの身勝手な創作料理はチマチマしてるので、ちょ~時間がかかるんですょ。(まぁ、それが楽しいんだけどね)
(ノ∀゚*)
とりあえず、早く厨房とやらを見たい知りたい。だから、早く来たのに…
到着していきなりスタッフの方々がお出迎え『こちらで、本日の流れをお話しさせていただきます』
と、レストランに通され(あたしゃ、早く厨房みたいんだけど)いろいろ説明あり、ランチ時間を決め必要な食器がたくさん並べてありましてkemiさんが選らんでいきます。それをスタッフの方が枚数チェックされ、今度は食材・調味料・調理道具の希望を求められます。
ザザ〜っとチョイスして、お願いいたしました。全て用意してヴィラ(作るとこ)に運んでくださるらしい。
野菜やハーブも自由に畑から直接、採って良いとか。
(*゚ー゚)新鮮さに喜んで採りまくって喜んでますが。
すでにかなり時間…経ってます。
少し焦りつつ、荷物を車に積んで直接ヴィラに横付けします。
さぁ〜いよいよスタートです。
ってかガスもオーブンも、当たり前だけど道具一式プロ仕様。
(。ω。;)
kemiさんに使えるのだうか。
「あの…やっぱりオーブントースターお借りできますか?!」
『了解しました』と持ってきてくださったオーブントースターでさえ難しいプロっぽいやつじゃん。
あーーまいったな。
悩んでるヒマない。とりあえず作り始めなきゃ…間に合わないぞ。
( ̄▼ ̄;)
バタバタバタバタ。持ってきた食材を冷蔵庫に…
予定してた野菜ないし、海老忘れてるー!梅干し入れたタッパー忘れた〜‼Σ(。>艸<。)
急遽メニュー変更。バタバタ。
本日
1600円コース・ランチを作ります。
(*´ω`)ゝ 
6名様分
前菜4種・サラダ・スープ・ライス・メイン・デザートです。
☆前菜4種は、春じゃが芋のタラモ・コロッケ。筍のオリーブオイル焼き。パイナップルの生ハム巻。ズッキーニと自家製ソーセージとパプリカのピンチョス
☆グリーンサラダ
☆スープは、   里芋のスープ
☆ライスは、  すし飯とゴマご飯のサンド(黄人参の味噌漬け・セロリの味噌漬け・ツワの佃煮のせ)
☆メインは、菜の花を練り込んだ生パスタ。チキンのクミンシードソテー。帆立のエスカルゴバター焼き。桜鯛のポワレ・ニンジンマッシュ。明日葉の天ぷら。焼き椎茸と山芋の卵黄のせ。
☆デザートは、フルーツと桜餅風白玉団子。前日に作った楊枝を付けて♪
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相変わらずギリギリ。
ε-(´・`) 
メインの肉・魚・パスタは直前に焼きたいから…。
もちろんデザートもメインお出ししてから様子見てからと思ってますが、早い早い流れが。。。
スタッフ3名が次から次と運び出してくれます。(いつもはkemiさん自分で運んでます)
厨房ヴィラから一旦外に出て、二階のお部屋に運ぶわけですから温かいものは心配です。
デザートまで必死に終えました。
(;´Д`A ```
ゼーゼー言って後片付けに入ります。
なかなか連絡こない。審査中か…
そんな中、やっとスタッフから『社長がお呼びです』と、重い空気の中kemiさん向かいました。

いよいよ審査の結果か…
緊張して近づくkemiさんに社長さんは『今日体調を崩していて、あまり食べれなかったけど』と、良かった評価と悪い評価をされました。極上の本物のプロ料理人の技を見てきてる方々なので辛口コメントは当たり前です。
良かったのは、やはり旬のもの使ってるのと特に天ぷらの揚げ方や、自家製ソーセージなど。
悪かったのは、温かいものが温かくないのと、塩分が多いとか。(かなり塩は抑えるらしい)
温かくないのは、しょうがないよね〜。だってさぁ〜そんな余裕なんかないよ。一品づつならまだしも、kemiさんのは前菜とメイン皿に一緒盛りだもん。一人じゃこのレベルさ。しかも二階のお部屋のさ~風吹きまくる外テラスのテーブルでじゃん!(と、心の中で愚痴る)(-。-;) 
推薦者であるアートディレクターさんは『短時間でこんなに出来るのは凄いですょ』とフォローあり『ただ確かに最後のコーヒーカップ(スタッフ入れる)は温かったですね』(それさぁ〜同じ部屋の中で作るし、給仕が四人もいれば当然さ)と、心の中でブーイングのkemiさん。(ー'`ー;)
とにかく、社長さんの体調もあってか『ワンモアチャンスで、今回は君が僕達に食べさせたいものを作ったけど、次には君が食べたいものを作って欲しい!どうだい?!』
と……┐('〜`;)┌
では、次にkemiさんからお話しを
と、ふられ
開き直るkemiさんは、ここぞとばかりに
「本日は貴重な体験をさせて頂きまして有難うございました。普段は、こじんまりした台所から隣りのお部屋程度の距離でお出ししておりますので、今回は良いお勉強させてもらい感謝しています。
いつも、旬のものや珍しいものを使い、わ・た・し・が食べたいものを創作してお出ししております。今日も、とても楽しく作らせて頂き本当に有難うございました。』
あくまでも強気のkemiさん、笑顔で反論してやったさ。
´`ィ(`∀´)ノ
すると社長さん
『君は立ち姿が非常に良い。うちのスタッフより姿勢が素晴らしい。その帽子が軍服みたいに見えるよ。』笑

あ〜、このベレー帽ね…ナチス軍か。
スタッフ一同緊迫した中
敬礼してやったさ。
/(・。・) !
そうさ。敵軍に戦いを挑んで来たわけだよ。
そんなこんなで、あとは主任の方に委任する!と終わりました。
主任さんらしき人(なんか採点表みたいな用紙持ってる)苦笑いされてます。
とりあえず、kemiさんは厨房に戻り私物を車に載せながら(また作れってかぁ〜⁈ワンモアチャンスだ?あたしゃケータリング屋さんかっ⁉もうせんぞ!それにあたしゃ何もここで料理したいってワケじゃないしー)と心の声が言葉として出ちゃってるんじゃないかと心配するくらいの勢いで思っとりました。
少ししたら主任さんとアートディレクターさんが来られ今後の話し合いを…と。
お二人の『どうでしょうか…』に
どーもこうもより「私は、やはり今まで自由に作ってて楽しく仕事をしないと続けられないと思ってます。ほんとに趣味のようなもので、こちらの望まれるお仕事は私にはムリかと思います」と上から目線。
アートディレクターさんも『そうですよね~。ここまでお一人で出来るのであれば、チームで作るってことは難しいのかな…』
「そうですね~プロの方々にご迷惑をおかけするかと思います」
『では、現場で一度お料理するところを見てもらうってのはどうでしょうか?』
…ん?
いま、思いっきりkemiさんが総評の結果を踏まえ、お断り宣言したつもりなんですが…(+_+)
『いますぐお返事出来ないとのことでしたら二・三日お考えになってお返事ください』
あー⁉まだ先があるんかい?
もう先延ばししたくないkemiさんは、まぁプロの厨房とやらを覗きたい気持ちもあるので「見学だけで良いんですか?」
『もちろんです』
(-□-+)あら、そうですか。
さらに今日の労働もギャラを頂けるとか。
それに、その見学ですら時給・交通費を貰えるらしい。
( ´艸`)ムププ
一気に態度変えるkemiさん。
「そうなんですか〜♪なら、ちょっとお勉強させてもらっても良いですよねー」
 『そうですよ。もちろん大変なこともありますが楽しいことを見つけながら働くのが私も良いと思います』この方(主任さんらしき人)は遠くの県から、テレビで社長さんの考え方や方針に共感され働きたい!と自ら飛び込んで来られたらしい。
しかも、県議をやられてた凄い方みたい。なんかスゴイね。
そんな方に『やはり仕事は楽しくやるべきですよね』と、同感され。
アートディレクターさんも『ここは入口は厳しいけど入ってしまえば自由です。のびのびとヤレると思いますよ』と、後押しされ。
とりあえず、来週また見学に行くことにしました。
( `ι´;)
帰るときに、社長さんにご挨拶に行くと『ここの場所はここを必要とされている人のためにある。縁って本当に大切なんだよ。君は、まだ君が知らない可能性がある。また変えるチャンスでもある。それを決めるのは君自身だ』
長い力説がはじまる。
(*・_・*)またア然と聴きいる。その間、お忙しいのか携帯が鳴り止まない。
そして『次はいつくる?』
アートディレクターさんが『水曜日と木曜日に来られます』
『よっしゃ、じゃあまた!』と、去られました。
(´∀`;A
てな、感じで。。。
結果、、、
審査はどうであれ…?
皆さんのお邪魔にならない程度に、まずは見学することにしました。
この先、どこまでヤレるかは分かりませんが、せっかくなのでプロフェッショナル技をこっそり学び、一から修行の身としてやってみようかと思います。(シニアにして修行の身ってか〜)ヾ(*´エ`*)ノ 
ってことで
いままで応援してくれた友人達に感謝です。
ちょっくら勉強して、皆さんにグレードUPしたkemiさんをお披露目できたらと思います。
(*´∀人)ありがとうございました♪