僕らには 大事な家族がいたよ
その子ウサギと ずーっと一緒にいたケメちゃん
ずーっと・・・一緒にいたケメちゃん
でも モノを言わないうさぎのシロちゃんの辛さに
一年前に いつも通りにシロちゃんのケージに近寄ると
いつも元気だったシロちゃんが 突然やせ細って動かなくなっていたよ
一大事だと!慌ててシロちゃんを病院に連れて行ったよ
でも お医者さんは
「入院すれば 数日は生き残れるかもしれません・・・」
そう 悲しいことを言い
僕らは
最後の時は シロちゃんの大好きな家で居させたいと言ったよ
お医者さんは優しくて 「お家に帰れば 安心して また元気になるかもしれません」
そう 励ましてくれ
綺麗に洗ったケージに シロちゃんを入れて上げて
大好きな生野菜を入れて上げて ケメちゃんは いつまでもいつまでもシロちゃんをきにしていたよ
「しろっち・・・しろっちぃ」
その夜に シロちゃんは静かに眠ったよ
実家の庭に 二人でお墓を掘ってあげたよ
ケメちゃんはポロポロと泣きながら
優しく
大好きなシロちゃんを眠らせてあげたよ
一年前までいた 大事な家族だよ!
10月3日が シロちゃんの命日・・・大事な家族だから思い出すよ