先日長女に
「あなたたちがテストの点が悪くても
ママは痛くもかゆくもないよ」って話をしたら
ママそれ冷たくね?
わたしのことはどうでもいいってことね。
と言われまして。
私はあなたとママは別々の人間なんだよ、
と伝えたかったんですけどね。
ちょっと伝わらなかったみたいです。
今日は私が考える母と子の境界線についてのお話です。
ベビーマッサージやキッズマッサージで
子どもの肌に触れることで
お母さんも子どもも境界線を認識することができていくよ
とお話しています。
この境界線、共感性が高く感受性が強い方で
子どもの喜怒哀楽に対して必要以上に共感してしまう方には
とても必要なものだと思っています。
とくに子どもにとっての辛いこと、悲しいことに自分も共感してしまう・・・
私にだって経験があるし
子どもにとって、自分が経験した出来事を
「そうだったんだ、いやだったね」って
共感してくれることはとても心強いことです。
けれど、本当に些細な失敗や、周りからの評価を恐れるあまり
(もちろん命の危険や、子どもの人格が否定されるような出来事は除きます)
子どもが自分で経験し、考え、学ぶ機会を奪うようなことは
しないようにしたいものです。
例えば、
子どもたちが忘れ物をしても、私はぜったいに届けないんですけど
ママは届けてくれないから
忘れ物をしないように工夫したり注意するわけで
毎回届けていたら工夫も注意もしなくなるのが、我が家の子どもたち
たとえ注意せずに毎回忘れ物をして先生に怒られるなら
それも子どもたちの経験です。
自ら料理をしてこぼした、失敗した。
もちろん、失敗しないように手助けするのもいいかもしれない。
でも失敗したからこそ、次はこうしよう、と次回は工夫するだろうし
「料理は向いていない」とやめるのも学びで、子ども自身が出した結論です。
こぼれたら拭けばいいわけです。
境界線、それは子ども自身が自分で選択することも
含まれているんじゃないかな。
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