いつもこのエプロンでベビマやってます。
作家あやんさんさん @ayan_1105
手作りです。
NHKあさイチを見ていたら
高校生の女の子からだったかな？
「お母さんが結婚して子どもを産むことが女の幸せだと私の人生を決めてかかる。
自分は仕事を一生懸命やって結婚はしなくてもいいかもと思っているのに」
という投稿をしていました。
(かなりざっくり)
さらにお母さんは「お母さんが動けるうちに子どもを産んでね。おばあちゃんになるのがお母さんの夢よ
」
と言うそうです。
ヒャー、それ、昔の私。
母にずっとそう思われて生きてきて、苦しみました。
あ、いやちがうな。
少しずつ違和感を感じて離れていくうちに
苦しかったよねぇ、しんどかったよね、と気づきました。
母には近所に「娘がこう育ったらいいなという人生」のお手本をぴったり歩む娘さんがいて
母は長女の私に
わりといい高校→名の知れた大学→いい会社に就職→適齢期に結婚→敷地内に婿をもらい二世帯住宅。
という道に進んでほしかったらしく、そのお手本な娘さんがそれにぴたりと当てはまっていたんです。
だから先ほどの高校生の投稿のようなことはよく言われていました。
当人の私はそんなに優秀でもなく、ルポライターの専門学校へ行き、卒業したらバイトを転々。
黄色い制服の雑貨屋に落ち着いたと思ったら、深夜まで残業したあと飲みに行くという生活で
朝・夜も平日・休日もすべてが不規則な生活。
お手本とはまったく真逆の道ばかりいくという。。。（笑
結婚適齢期は婿をもらって二世帯どころか、家を出てひとり暮らししました。
あくまでイメージのお部屋
はい。母の束縛がいやで。
母が思うような優秀な道を行けないということに罪悪感を持ちながらも、限界が来ていたのだと思います。
あの頃の私はいつも母の顔色を伺って、最終判断はいつも母。
おまけにめっちゃ自己肯定感低かったです。
一人暮らしをしたい、と言えば反対されるので物件を決めて事後報告にしたんですが
「実家を捨てるのか」と母は半狂乱になりました。
母親と子どもってお腹にいるときから繋がっているから
どこか一心同体、同化みたいな考えになっちゃうのかなと思ったりします。
そんな経験もあるからか、サポートはするけれど「ふたりの娘たちの将来と自分の将来は別」と
分けて考えるようにしています。
前にどこかで「子どもは神様からの預かりもの」という文章を読みました。
親は神様から一時的に預かった、子どもを育てる役目。
子どもは親の所有物ではない。
ということ。
だけどたまに忘れちゃう。
「大人の言ってる事はたいてい合ってるよ
ママである私が失敗してきたから同じ道を行かないで」
って思いが強くなることも。
どうしても力や言葉で大人の方が強いから、つい大人の言い分を
通そうとしてしまうけれど
子どもが自分の思い通りにならなくてキーーーイとなった時、
この言葉を思い出して我にかえることがあります。
ベビマに来る赤ちゃんも意思がちゃんとあります。
言葉には出せないだけで
「この場所のマッサージはきらい」
「このマッサージは気持ちいい」
とお母さんにちゃんと伝えられます。
それを無理強いするお母さんはいません。
だけどだんだん大きくなってしまうと、大人って忘れてしまうんですよね。
大事なことはいつもベビマに来てくれる赤ちゃんとお母さんに教わっている気がします。
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