福岡 3月13日SAT 中止 | 日々、2Boysとテニスとともに

日々、2Boysとテニスとともに

千葉県テニス協会に深く感謝しつつ12年のジュニアテニス沼を卒業し、今は円安に苦悩しながら息子二人のアメリカテニス留学を見守る母の日々を綴っています

日本では年に4回しか実施されないSATの福岡会場がキャンセルされました。

去年はコロナのバタバタでイレギュラーに8月と9月にも実施されましたが通常であれば
3月・5月・10月・12月の4回のみ。
アメリカでは6月と8月もあります。

SATとは日本でいうと共通テスト、去年まではセンター試験って名前だったやつです。
日本と違うのは
・高校3年生だけでなく1年生も2年生も受けること。(飛び級する子もいますもんね)
・英語(ReadingとWriting)と数学のそれぞれ過去最高のスコアを採用してくれるベストスコア方式なこと。

例えば
1度目:英語440点/800点満点+数学600点/800点満点
2度目:英語420点+数学640点
だった場合、この子のスコアは数学440点+数学610点=1,080点/1,600点満点

(日本の平均的な高校生だとこのくらい)


一発勝負じゃなくてトライ&エラーが許されるとこがアメリカらしいと思います。

これがなにに使われるかというと
アスリート留学生ならNCAA=全米大学体育協会が必須条件としています。
必要最低点数は内申点(GPA=GradePointAverage)に連動して、内申が低いと高いSATが求められます。
Student-Athleteですから学業の基準ビシっと。

その他にアカデミック奨学金の基準としてる大学もあります。

という位置づけの重要なテスト、しかも年に4回しかなくて、しかもしかも3月や5月は強豪校の選手は全国選抜やインハイ予選と被ってなかなか受けられません。

なのに直前で福岡会場がキャンセル。
どうなるんだろう。
福岡で予約してた子が他の会場のウェイティングリストに優先的に入れるといいです。

他の会場って言っても
東京・神奈川・千葉では圏内にいくつもあるけど地方だと1県に1か所もないところがあります。
福岡の最寄りのキャンセルが九州内とは限らないです。