コンサートを聴きに行くぞ第2弾。

昨日は富士山静岡交響楽団・・・静響の東京特別公演に行ってきました。
会場はオペラシティ。曲目はブルックナー作曲交響曲第8番。指揮は高関健さん。




静響を東京で聴くのは2回目、通算4回目になります。
私には珍しく前から7列目というとても前方の席でしたが、バランスがとても良く。鳴らしまくる金管楽器にも全く負けない弦軍団の厚さに以前にはない驚きを感じました。よくなってるよね~弦軍団。音も響きも綺麗。木管・金管も本当に綺麗だったです。壮大な音には事故も起こりがちですがそれもなく。1時間30分かかる、しかも休憩がない長大な曲ですが、あっという間に終わった感じがしました。本当に素晴らしい演奏でした。進化しっぱなしの静響。

実は私ブルックナーを生で聴いたのはこれが初めて(^^ゞ
ブルックナーがプログラムに乗ると必ず○○版というのがあるのですが、正直訳が分からなかったです。
開演前高関さんのお話でやっと分かりました。しかもブルックナーの交響曲って色々ありすぎるらしいです、改訂が。ピアノ曲はあり得ん。少なくともピアノ曲を多く書いている作曲家は聞かないかな。。。ブラームスが色々助言を受けて書いていることは知ってますが、改訂版があるのは1曲しか知らないし。それを思うとブルックナーって弟子のアドバイスを素直に聞いてしまうやさしい先生だったのかも。

だからこそ1時間30分という時間が聴く前は途轍も長く考えていて、しかもトイレに行かれないという強迫(?)概念もあり少しへっぴり腰でした。でも今回聴いてみてそうでもなく聴きやすいと感じ、これから少しずつ聴いてみようかなと。

ちなみにあまり知られていない静響ですので正直お客様の入りを心配したのですが、結構入っていたかも。しかも某SNSでは聴きに行った方の感想が昨日今日と結構な数書かれていて。地方のプロオケが少しずつ知られていくって、しくも2回目でそういう方々が聴きに来てくれているってオケの皆さんきっと喜ばれたと思います。