猫です


猫です


可愛すぎて尊すぎる猫神様です


私の人生、柴犬しか飼ったことがありません


初代柴犬、翔くん

躾を間違えまくった可愛い暴れん坊

吠える、暴れる、首輪抜けして家に飛び込んできて(外飼いだった)泥まみれの足のままベッドに飛び乗り蹂躙


ある時、母は翔ちゃんのリードに足を取られて顔面から激しく転倒。しばらくお岩さんのような紫色の顔面をしていました。


とにかく吠えて絶対ご近所迷惑だった翔ちゃん

今だったらご近所トラブルになっていたと思いますが、そこはおおらかだった平成時代


14歳のある夏の日、天寿をまっとうしました。


二代目柴犬、りんちゃん

アイドル、ああ、あなたはアイドル


29歳、心身崩壊して実家に引きこもりして酒ばかり飲んでいた頃、父の出張中に母と、本当に思い付きで柴犬ブリーダーの所へ行き、その場でお迎え決定。そのまま連れて帰るという無謀な母娘。

夜遅く帰宅した父はリビングにでっかいゲージがあるのにしばらく気づかず。人間想像もしない物は目に入らないように出来ているらしい。


初代翔ちゃんとは違い、デロデロに溺愛されて大事に大事に育てられたりんちゃんは、物分かりよく素直な可愛らしい女子だった。

トイレの時だけ、奥ゆかしく玄関をカリカリする以外は家の中で、吠えることもなく大人しく誰かに寄り添っていたりんちゃん。

私が泣いていれば慰め、毎晩一緒に寝たりんちゃん。

りんちゃんが来てから我が家は運勢が好転し、私の結婚が決まり妊娠、弟にも子どもが出来た。

時を同じくしてわずか4歳なのに腎臓を患い弱っていくりんちゃん。

私が早産して息子を病院のNICUに残して先に退院、夜中に泣きながら母乳を絞っていた時も側に寄り添ってくれたりんちゃん。


子どもたちの一歳の誕生日が過ぎた頃、死んでしまった。


我が家に幸せだけを運んで去って行ったりんちゃん。



りんちゃんを失ってからは育児に没頭


子どもたちもすくすく成長し、私もひとり時間を楽しめるようになった


そんな時にむくむくと湧く、何かを心から愛でたい欲


子どもたちは可愛い


でも違うのよ


わしゃわしゃー!

モフモフー!


と可愛がりたい、何かを





そして現れる猫


柴犬が飼いたい


でも我が家は集合住宅

犬は無理



今までほとんど触れ合ったことなかったけど、めちゃくちゃ可愛い


モフモフ


可愛い


モフモフ


尊死


今、お迎えするや否やでギリギリのところ


はあ、可愛い