黄色い家『黄色い家』川上未映子こわい。ホント、こわいのですよ。自分が絡め取られそうになって。優しくて弱い人たちをなんとも思わずに搾取する人たち花のお母さん黄美子さん、映水さん誰もが痛々しくて切ない自分の居場所があることがこんなにも大きな安心をもたらすのかと我にかえって思う。いつでも外に行けるどこにだって行ける身一つでなんとかできるって若い頃は思ってたけどもうそんな歳でもないんだなってそしてやっぱり、ちょっと怖くなったのでした。