昨夜、ベッドに入ったのは12時前だったのに

朝4時に目が覚めてしまい

仕事のことが頭から離れないので

そのまま起きて本を読むことにしました。

 

こういうのは時々あります。

頭を離れない仕事のことって

昨夕届いた見積を確認しなきゃとか

納品物のダウンロードに時間がかかるんだよなとか

打ち合わせの報告をまとめないと、だとか

ホントなんでもないことなんですけど

なぜか朝方に頭をグルグルし始めると

眠れなくなります。

 

実にいまいましい。

仕事のことなんか

始業時間になってから考えればいいのに

よりによって

ぬくぬくと布団にいられる時間に

なぜ思い出して目が冴えてしまうのか。

 

で、これはご褒美時間だと思って

起きて本を読むことにしました。

さすがに、気になる仕事を始めたら病気です。

 

おかげで、途中だった本を読了。

めちゃくちゃ面白かった。

『悩む人』髙橋秀実

 

新聞の広告欄で見かけた髙橋秀実さんの

『おやじはニーチェ』が気になって

図書館で予約したときに見つけて

先ににこちらを借りました。

 

髙橋さんの悩み相談は

たいそう軽快で切れ味がよい。

その後に続くエッセイがこれまた面白い。

文章のテンポの良さと、随所に引用される古典や哲学書の幅広さ。

誰でも一度は聞いたことのあるような

超有名な書物からの引用なのですが

どれもわたしは読んだことがない。

ああ、お恥ずかしい。

 

けれども、なんだかその敷居の高い読み物の

美味しいところを少しずつ味わえて

なおかつ気分が上がるという

良い本でした。髙橋さん、ありがとう。

返す前にもう一度読もう。

 

うっすらと眠くなってきたので

ちょっと横になりますか…zzz

 

って、今からかーい⁉️