ビールバシャー対策考 | けんばにすと さっきーのブログ

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久しぶりに東京ドームへ行ってきました。

広島ー巨人。

内野指定2階席。なかなか観やすい場所でした。

試合の方は延長12回で決着着かず、引き分け。良い試合でした。

一緒に行ったカープファンの兄はモヤモヤしてましたが。




さてさて。

事件はわりと前半に起きました。

よくあるやつです。


そう。

ビールバシャーです。


椅子の形状は背もたれ付き、座席跳ね上げ式。
ドリンクホルダーは前の座席の背もたれ裏、足元です。

僕は左手通路から5番目。

左から、おじさんA、おじさんB、若者A、若者B、僕、兄、空席です。



事件は試合途中から空席に来た人を通すときに起きやすいですね。

途中から来たおじさんCは、おそらく前を横切るのに急がないと申し訳ない気持ちがあったんでしょう。
急いで通り抜けようとします。

が、こんなときに慌てるのは禁物。

「ゆっくり!ゆっくり!」という僕に構わず急ぐおじさんC。

僕の隣、若者Aのドリンクホルダーにあったビールバシャーです。


「うわー全部こぼれたー!」と言う若者Aにも最初気づかず、席に着いたことにホッとしているおじさんC。


さすがにたっぷり残っていたので、「こぼれちゃいましたよ」と僕が声をかけると、おじさんCは「新しいのを買ってくれ、お金は出すので」とのこと。それ自体はまあ、とりあえず解決。


ですが、それと同時にバシャーの液体処理問題があります。

僕の荷物はやや濡れで済みましたが、若者AB前のお姉さまたちにももちろん被害が。

係員を呼んで、ペーパータオルで拭いてます。

と、その先の列、そのまた先の列も拭いてます。


なかなかの広範被害でした。


僕はお姉さまにティッシュを差し出したりしましたが、拒否。

係員が来て拭き終わったあとも、振り返ってコワい顔をされてます。

おじさんCも若者Bも気づきません。

ま、誰かに「ごめんなさい」して欲しかったんでしょうけど、直接関係ない僕はあやまるのもおかしいし。


遠い範囲の方々は被害が及んだものの、誰かを追求しようといった様子はない。これもなかなか興味深い事象でしたが。ま、よくあること、として自分の中で処理できるんでしょう。


問題点は2つ。

もちろん急いだおじさんC。
しかも気をつかうあまりに、人の顔を見すぎて足元を見ず。
出て行くときも空に近いビールカップをまたひっくり返してましたOrz


あとで僕が席を離れるときに気づきましたが、若者2人は席を通すときに立ち上がってない。
座ったまま足を寄せるだけ。これじゃスペースないわ。しかもビールも取らない。

この2組が合わさればそりゃやっちゃうわけですわ。


ちなみにおじさんA,Bは慣れたもの、ささっとスペース空けますし、足元には荷物もない。




で。だ。

対策として本当は、問題の2組に気をつけてもらいたいわけだけど、それはおそらく無理。いつでもこんな組み合わせはできうる。


被害は足元に置いた荷物が濡れること。

特にユニフォームに着替えちゃったりしてると荷物は必ずある。

しかも2列、3列後ろから迫ってくる被害には瞬間的に気づけないことも多い。




自己防衛策。

足元には帰りには捨てる食べ物の袋とかなんとかは置いておけばいい。取り出しやすいし、濡れてもあきらめやすいだろうし。

肝心の、濡らしたくない荷物は浮かせましょう!



難しそうだけど、少し考えてみた思いつき。




最初に思いついたのは、自転車とかバイクの荷物をとめるゴムネット。

これで座席ごとくるんでしまえば、座面の下に荷物を固定できるはず。

お尻がネットで痛いなら、折りたたみクッションを持って行けば良し。どちらも100円ショップで買えるし、座り心地もアップ!

ジャビット柄とか作れば売れんじゃね?


とか考えてたら、そもそもゴムネットじゃなくても案も浮上。


大きめの風呂敷あれば、座面を荷物ごと包んでしまえば良し。座面はフラット。いーじゃーん。


あれ?
風呂敷でいいならゴミ袋でいいじゃん…


てことは、入り口で希望者に配ればいいような。



ちなみに新しくなった甲子園では地面から浮いた位置に棚ができてるみたいです。
内野指定のドリンクホルダーが手元にあるタイプの席にはないみたいだけど。



ま、でもこの方式ならコンサートのアリーナ席なんかでも座席の真下、しかも直置きせずに済みますね。




いろいろ考えてわかったこと。

やっぱり変幻自在の風呂敷は偉大。

エコバックでは荷物浮かせはできないのだから。


そうそう、USJに行くときにも風呂敷あるといい。
どうせあとで使わない巨大お土産手提げ袋は有料。
無料のままなら手提げなしの紙袋だからケチりたいとき大変なことになります。