最初に購入した中古住宅は1900万
24歳の時でした。
当時600万の貯金があったので、
それを頭金にしてローンを組みました。
4年後にこの家を3730万で売却しました。
当時の住宅ローン金利は5％くらいで、
たった4年では元金はほとんど減っていませんでした。
引越し費用や不動産屋に払う手数料などを引くと、
残った金額は2000万くらいだったと思います。
（それでも相当な金額ですが）
28歳で山奥の土地を1050万（現金）で購入して
2400万の家を建てて、住宅ローンを組みました。
いくら借りたのかはっきり覚えていませんが、
1500万以下だったと思います。
月々の支払いは5万円台でした。
15年程で完済しました。
47歳で1480万の土地を購入しました。
土地を購入する時に1380万のローンを組みました。
ローンを組んだ金融機関から、
数か月後に家のローンを組む時に、
金利が上がっているかもしれない
と言われたので、多めに借りたのです。
数か月後に1750万で家を建て、
700万のローンを組みました。
その後、山奥の家を950万で売却し、
700万のローンを完済しました。
（これがとんでもない落とし穴で、後に大問題になりました）
残った1380万のローンは8年で完済しました。
山奥の家で過ごした18年間で
1000万程貯金しました。
子供２人を大学に行かせました。
娘は自宅通学。
１年生の時は授業料半額免除。
２年生からは免除してもらえませんでしたが、
なんとかやりくりしてきました。
娘が大学４年の時に
息子は大学１年。
他県の大学のためアパート暮らしです。
アパートの家賃は4万。
息子は大学院へ進んだので、
アパートの家賃は6年間払う事になりました。
大学の授業料は奨学金で賄いました。
しかし大学院へ進学する前に奨学金の申請をし損ない、
大学院の学費は息子が工面することになりました。
幸い、大学卒業と同時に国家資格を取得し、
時給の高いバイトが出来るようになったので、
必死に働いて学費を稼いでいました。
山奥で暮らした18年間は、
夫が労災で指を無くしたり、
夫の勤務先が倒産をしたりと、
なかなか収入が安定しない生活を送ってきました。
私の入院手術も重なり、
かなり厳しい状況の時もありました。
銀行へお金を下しに行ったら、
通帳に5000円しか入ってなくて
下せずに帰って来たこともありました
でも夫も私も頑張って働きました
（私はパートですが）
外食は、ほとんどしませんでした。
安いスーパーで安い食材を大量に買って食費を削減しました。
夫は毎日お弁当を持って行き、
煙草は勿論お酒もほとんど飲みませんでした。
衣類は最低限しか買いませんでした。
有難いことに、子供服はお古を貰えたので
買う事は滅多にありませんでした。
でも我慢をしていたわけではありませんし、
祝儀不祝儀などの費用をケチることはしませんでした。
子供達に惨めな思いをさせたくなかったので、
人並みに塾も行かせました
家族旅行は日帰りで行ける範囲で楽しみました。
子供達にお金がかからなくなってからは
金銭的に余裕も出来ました。
今までの人生で一番安定した生活を送れています。
収入を増やすことは難しいです。
どれだけ頑張っても自分ではどうしようもないこともあります。
だから支出を減らすしかありません。
支出を減らせば自然にお金は貯まります。
子供達も無駄使いをしない大人になってくれました。
お金がないって悪いことばかりじゃないと思います。
以上、我が家の経済事情でした。