私は左撞きでも利き手の右
手と同じように撞ける。
これ撞球師の常識。
そして、私の場合、妙な手
袋を着ける事は無い。
スイッチショットできない
じゃん、それ。
あと、真っ黒いカーボンシ
ャフトのキューなどは使わ
ない。
どうせ手袋もカーボンキュ
ーも使ってる連中は流行だ
から使ってる。
それか、メーカーからスポ
ンサード受けてるプロが新
商品の広告塔になるため。

自分の本来の旧来からのス
タイル変えてまで迎合する
のってどうなのよ、と思う。
ハイテクシャフトが流行っ
たら軒並みそれに飛びつい
て、猫も杓子もハイテクハ
イテクと騒いでいたのに、
今では殆どが真っ黒カーボ
ン使ってる。手に手袋して
さ(笑
ソリッドシャフトで素手で
やってる昔からの撞球師な
ど、今の時代には殆ど見な
い。
こちとら流行り廃りで玉撞
きなどやってないから、そ
のご時勢に乗っかってホイ
ホイとてめえの得物や着装
を変えるのは付和雷同、軽
佻浮薄すぎてくそダサ、と
か思う訳よ。
俺は今でもショッポ一本の
ように、玉撞きでは素手で
キューをさばき、そのキュ
ーはソリッドシャフトの一
本無垢木の物を使う。入れ
にも出しにも全く問題は無
い。
というか、ソリッドノーマ
ルシャフトのほうが自由自
在に入れて手玉を出せる。
だからTADキューもフルノ
ーマルのTADコハラさんが
作ったシャフトとバットで
自在に手玉を動かして的玉
を穴に放り込む。
手玉は狙い通りの動きを実
現させる。
ポケットビリヤード=プール
は的玉を入れるのなどは当た
り前で、課題は手玉をいかに
完全制御して自在に動かすか
だ。全ての玉を取り切る為に。


自作のキューなども最高の
パフォーマンスを発揮する。
俺の技術とがっちりとマッ
チ合体して。

玉撞きなんてそんなもんだ
よ。
その時々の流行ばかり追い
かけてコロコロとスタイル
を変えるのは、それだけで
くそダサで見てらんないよ。
いやほんとに。
玉を撞かずに転がしてばか
りでさ。

ソリッドノーマルシャフト
にソリッドバットの私の自
作キュー。
バットはジョイントから尻
まで無垢メイプル一本物の
突き通し構造だ。材は製材
後のシーズニングだけでジ
ャスト30年寝かせた。
シャフトテーパーは私の好
みのオリジナルテーパー。
こいつはこの上ないアビリ
ティを発揮する。

 

TADインスパイアモデル。
ルークNo.7。自作。