体勢は迫る次のコーナーに
備えるも、まだS字一つ目
立ち上がりでの加速後軸駆
動を解かず、リアの面圧は
抜いてない。リアサスもま
だ沈めた領域状態だ。
低速域でも面圧乗りのリア
タイヤの状態がよく判る画
像。完全にタイヤのエッヂ
端まで路面に接地している。
直線でも旋回でもタイヤは
前後同時に、あるいはバラ
バラに、押し圧して潰して
乗るのが正しい。
これは速度域に関係なく。
旋回時に常に適切な面圧乗
りをしている私のゼファー
χ(カイ)の交換前のリアタイ
ヤ。エッヂの端まで使い切
っている。フルバンクなど
はさせていない。
新品タイヤに交換後の私の
ゼファーχのリアタイヤ。
旋回で一番使うのはエッヂ
から2~3cm程中心寄りの
あたりだ。
一番使うというか、そこに
一番圧の頂点がかかる感じ。
エッヂの端に2ミリ程の未
使用部分があるが、これが
いわゆるアマリング(細目)
というやつか。くだらない
判断基準であり論外だ。
タイヤが適正面圧走行によ
り全体的に均等に摩耗した
ならば、ごく自然にエッヂ
まで路面に接地する。
超幅広アマリング残しは、
100%全員が面圧をかけて
タイヤを潰して適性トラク
ションを得ていないトロッ
コ載りであり、極めて危険
な載り方だ。
また、幅広のアマリングを
残さずにエッヂまで使うの
は下手くそとか危険とか言
うのは、二輪走行原理につ
いての見識が論外のさらに
外。大気圏外だ。ド素人の
の上に超ウルトラスーパー
がつく。
とても危険な考え方と載り
方であり、トラクションと
タイヤの面による接地をす
べて無視したとんでもない
誤認識だ。
極めて危険。考え方も載り
方も。
フロント。原理と理屈はリ
アと同じ。
「タイヤの端まで使うのは
車体を深く傾けるから」と
か思い込んでいるド素人が
現代は非常に多い。とんで
もなく多い。
1980年代には、そうした稚
拙な誤認者はほぼいなかっ
た。
1980年代は「オートバイ乗
り」が多かったからだ。
今は「トロッコ載せられ二
輪跨り人」だらけだ。
あるいは、遊園地の幼児用
バネ付きクマさんか三輪車
か補助輪付幼児用自転車に
載ってるようなもの。モー
ターサイクルの二輪になど
乗ってはいない。
なぜならば、二輪の乗り方
について完全に無知蒙昧で
あり、知ろうとするどころ
か、完全誤謬の危険な見方
をして、それが正しいと頑
なに思考方法を改めようと
しないからだ。
何もかもレベルが低すぎて
話にならない。
タイヤに点ではなく面圧を
かける乗り方の走法のやり
方はいろいろある。
また、キャンバースラスト
をどう適切に処理して使う
かも、方法がいろいろある。
それは必要状況に応じて適
宜選択され実行されている。
「二輪に乗れる人」たちは。
無意識に。計算式で計算せ
ずとも。
探究心、研究心、知的好奇
心の無い人は、端から聞く
耳も興味さえも無いだろう。
それどころか、誤認に基づ
いて正しい事を否定して悦
に入る事だろう。
極めて危険な走行物体と化
している。
運転している人間の判断力
が稚拙で間違った事をやり
続けているからだ。
とても危ない。
本人もそれが走る周囲の人々
も、とても危ない。
適正適切的確な面圧乗りを
していると、たとえ原付の
スクーターでさえもタイヤ
はこうなる。↓
タイヤ新品装着直後。リア。
タイヤのナラシ走行後。
いずれはこうなる。
交換直後のフロント。
フロントも程なくこうなる。
適正適切的確な走らせ方を
していたならば。
タイヤをこのように適正に
使う事をしない買い物おば
ちゃんミニバイク載りをし
ていたら、タイヤは中央部
しか自然摩耗しない偏摩耗
になってしまう。これは自
動二輪でも。
偏摩耗したタイヤがどんな
に二輪走行にとって恐ろし
い現象を発生させてしまう
か知っているのだろうか。
ハンドルのブレや揺れ、ミ
ラーのぶれ、ステアの不正
振動、時にフレームのヨー
イングやピッチングまで誘
発する惹起要因とさえなる。
つまり、二輪が二輪として
まともに走行できる状態か
ら逸脱する。
偏摩耗により通常適正走行
状態維持が困難となるので、
早期にタイヤも交換して、
ホイールバランスも厳密に
正確に取る必要が生じる。
面圧を適切にかけてサスを
沈めてタイヤを潰してトラ
クションを得る乗り方では
なく、ただタイヤの表面ゴ
ムのグリップ頼りでトロッ
コを転がすように載ってい
ると、タイヤはかなり早く
偏摩耗し、二輪の適正走行
状態を阻害する。
モーターサイクルのトロッ
コ載りは良い事は一つも無
いのだ。レールの上をただ
車輪が転がって行くだけの
ような載り方は。
二輪は二輪の乗り方をして、
はじめてまともで適正な走
行が可能となる。
誰がやる?
乗る人間がやるのだ。
二輪車を操縦する運転者と
して。