観てきました。
素晴らしいの一言。
・・・いや、もっと言うわw
去年のLegend Tokyo(ダンスの振り付け=コレオグラフ作品コンテストで国内外から作品が集まる)で
彼女たちの作品を観たとき、あまりに圧倒され心が鷲掴みされ涙が出てきた。
ここまで伝えたいメッセージが明確に心に届く作品はなかなかないと思う。
Legend Tokyoでのタイトルは「No War」。
一見ダンスで表現するにはあまりに壮大で、
伝えたいメッセージとしては漠然としてるのではないかと思ってしまうけど、
10分もない作品の中でまるで映画を見てるように場面が次々と変わり、
その世界観に引きずり込まれ、終わった瞬間に本当にわぁっと声が漏れた。
それくらい鬼気迫る、圧巻の迫力だった。結果は、優勝。
今回の"GIFT"は、その"no war"を組み込んだ内容。
Legend Tokyoで作品を出す時点で全てストーリーが決まっていたとしか
思えないような物語だった。(実際そうだったのかな?)
ナウシカの映画を先に観ていて、あとからコミックを読んだ感じ。
(ナウシカのコミックを読んだことない人はお読みになることを激しくオススメする。
ビレバンとかに売ってるから買っといで。)
"GIFT"、それは命。
人が生まれ
愛され
喜び
疎外され
他者と何かを分かち合い
愛する人を見つけ
亡くし
それでも人生という喜びを、命というバトンをつないでいく。
人生の様々な場面で困難や悲しみに対面することは誰でもある。
"GIFT"ではそれが一つ一つ描かれつつも、悲嘆にくれたり、希望を失うことがないのは、
愛されていた記憶や、光が後ろに必ず見えているから。
そういう人生の局面も、生涯という長さで見ると、ひとつの通過点なんだな、と。
自分がそういう辛い状況の時に観たらヤバかっただろうなー…
そうでなくても鼻水出るくらい泣いたから。
しかも何がすごいって、別に泣かせようとしてないからすごいんだわ。
別にお涙頂戴な感じもないし、いわゆる「泣ける」場面…人が死んだりするとこ、
別に泣かないんだよ。
それよりも、人に受け入れられたとき、
(客としては成長過程も見てない)娘が嫁ぐとき、
バトンを渡し終え、走馬灯のように自分の人生がフラッシュバックするとき、
ぼろぼろ泣いた。
なんか泣いたからいいとかそういう風に聞こえるかもしれないけど笑
それは一種の指標ではあると思うのよね。
自分の心の中にある大切にしてるものや価値観が何かを観たり聴いたりして共鳴するとき、
心の動きに自分が追っつけなくて涙流して鎮静するからだと思うのよ。
お会いしたことはないけど、memorable moment主宰のkaorialiveさん、
今回の作品に関わってきた人たちは、きっと命の素晴らしさを体現してるような、
人生を感謝しながらとても丁寧に生きてる人たちなんだろうなぁと思った。
作品の内容に戻ります笑
演出も素晴らしかった。
映像がちょっとうるさいなと思う箇所がないことはなかったけど、
エンディングの影を使った映像との融合はすごかった。本当に使い方が巧い。
言わずもがな、ダンサーたちの身体能力が高すぎたんだけど、
それが邪魔しないほどのメッセージの強さ。
「ほらっこんなことできるぜ、うりゃ!」
じゃなくて、すっげー技繰り広げてるんだけど、
それが本当に単なる表現をするための道具になってるというか、
いい意味でダンスの上手さを感じさせない作品だった。
表現っていうのはダンスに限らずそうあるべき姿ではあるとは思うんだけどね。
やっぱ、「うりゃ!」ができる人は「うりゃ!」ってしたくなっちゃうもんだし、
その「うりゃ!」が見えたときに、「お、すげ!」ってなるのが人間だから。
『「うりゃ!」出た!』って思わせない作品だったのは(うりゃうりゃうっせーな)
伝えることが強くて、伝えることに徹しているが故に出せる世界観なんだなと。
ってここまで書いて、実はメッセージ全然違ったりしたらどうしよと思って慌てて答え合わせ笑
パンフレットに
「生まれ変わりや死に変わり、
それが本当かどうかは解りませんが、
永遠の過去の「いのち」を受け継いで
今ここに自分の番を生きている、そう感じたりする事があります。
そしてこの「瞬間」をとても大切にしたいと日々思います。
今回で最後の「GIFT」。
いま、この「瞬間」をあなたと共にできる奇跡に心から感謝。」
合ってた合ってた笑 あぶねあぶね笑
しかし1日2回公演じゃ勿体なさすぎる…
もっと沢山の人に是非観てほしい!
はぁ…糧になるなぁ。素晴らしい作品に触れられることに感謝。
あたしもがんばろ。
次回作も楽しみにせざるをえない!
気になった方はこちら
http://memorable-moment.net