信用とはどうやって築くものなんだろう


ひすいこたろうさんは「大切なものを大切にするというシンプルなことが大切」とおっしゃっている。


私が思う「大切なものを大切にする」ということ。

パートナーが思う「大切なものを大切にする」ということ。


ここにズレがあるなと感じた出来事をつらつらと綴ってみる。


最近言葉で流行っている「好きな人フィルター」

彼の私に対するそれは、「可愛くて、話しやすくて、親しみやすくて、人と距離が近い人、だから、他の男は放っておかない」というもの。しかし、実際の私は、そんな出来事から随分離れた場所にいる。

だから、心配されても困るもので、いくら「そんなことはないから大丈夫」と伝えても伝わらない。


逆に私は彼に対して大いなる信頼を寄せているから、「他の女性と何かあるのでは?」とか「連絡取らないうちに誰か他に現れるのではないか?」みたいなものは一切ない。ある意味、さっぱりしているというか、執着していない。

彼が誰と飲みにいこうが、1人でどこかに旅行に行こうが、気にならずに自分のペースで生活ができる。

彼から、「誰々と飲みに行くから」「何時に帰ってくるから」「どこどこに旅行に行ってくる」「何日はこの電車で移動してどこに行くから」と逐一報告がある。「うん、うん」と私は聞く。でも、心の中では「詳しく教えてくれなくても心配しないのにな」といつも思っている。

しかし、彼の中では、この「逐一報告」が私を心配させないために行なっているということのようだ。

ということは、彼に安心・信用してもらうためには、私もこの「逐一報告」を励行しなければならないというのか。


私は、お酒を飲むのが好きだけど、もっぱら家で1人飲み。たまに、友人と飲みに行くことはあるが、月に数回、お誘いや何やらがなければ数ヶ月に1度のペース。

職場関係の方たちと飲みに行くときは、私ほど飲む方がいないから早めの時間で切り上げて帰ってくる。

気の知れた友人と飲むときは、私と同じくらい若しくは私以上飲むから、つい楽しくて遅くなってしまう。

職場関係の飲み会は彼の許容範囲のようで、連絡すると安心してくれる。しかし、後者の飲み会だと、がっかりされる。


性格上、「逐一報告」を面倒と感じている私。それは「大切な人を大切にしていない」ことになるのだろうか。

私の「それ」は、「干渉しない、自由に楽しんでもらう、思い合っていてもそれぞれの人生だから自立した関係性でいる、束縛しない」というもの。

信用してもらうにはどうしたら良いか、彼に直接きいてみたこともある。「(早く帰ってくる)回数を重ねるしかないんじゃない?」と返事が返ってきた。

私は自分の「友人との楽しい時間」も彼から信用してもらえるように、制限しなければないのかな?と、窮屈に感じる。

「相手が不安に思わないためにはそんなのあたりまえじゃん」と一定数の人は思うだろう。

けど、私はちょっと窮屈に感じるんだ。

そして、何よりも「信頼・信用されていない自分」を感じてしまい悲しいんだ。


彼が私を「好きな人フィルター」を通して見ていたとしても、私は実際には彼を不安にさせるようなことは全くしていないんだけどなとがっかりするんだ。


「大切なものを大切にする」

いろんな人がいて、いろんな基準があるから「普通」ってことはないと感じている。

パートナーとの関係を継続していくには、この価値観のすり合わせが必要だと改めて感じる。


他人同士、わかるようで分からない部分、理解できそうで理解できない部分、たくさんあるもんな。


信用してもらうには、自己犠牲にならない程度の「努力」は必要不可欠なんだろう。


家にいるのに「帰りたい」気持ちになる私は、一体どこに帰れば良いのかな。