彼女と私。
それはとても純粋な魂の形で。
知らない人じゃなかった。私と彼女は教室では「友達」という関係であって、そして私と彼女は更に言えば「親友」でもあった。
けれど、世の中の「親友」はこういう事をするんだろうかと、考えた。
彼女は身長が私よりも小さい。多分、160㎝ないのではないだろうかと思う。
そして、セミロングの髪は黒くてさらさらとしていて、いつも話をしながら不思議そうに此方を見やる瞳が可愛い。
彼女は、凄く男にもてた。それは、よく知っていた。私も、彼女自身もだ。
彼女は少し自意識過剰な部分があって、私が嫉妬のまなざしを向けるといつも得意そうに笑った。
その笑顔が、とても可愛い。
彼女の柔らかで、少し厚みのあるふくよかな唇は私の唇に押し当てられている。
彼女は私よりも身長が小さいので、少し背伸びをして、目を瞑っていた。
私は、目を開けて彼女をじっと見ていた。
彼女の手は私の肩に置かれていたけれど、私の手は体の横で重力に逆らわずに、ダランとぶら下がっているだけだ。
彼女はそっと睫をはためかせて、眼を開くと私を見やり、眉間にしわを寄せた。
肩に置いた手はそのままに、背伸びをやめて彼女は私の顔に焦点を合わせて、言った。
「なんで、眼をあけたままなの」
少し不満そうな彼女の声を聞いても、私はなんと答えていいのかわからなくて、肩を竦めて見せた。
彼女は絡ませた視線を外さないまま、また背伸びをした。
近すぎて焦点が合わないのに、私も彼女も眼を見開いたまま、触れていた。
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ていうかレズはどうだよ私。