思い出した話 | 弾痕ケロイド

思い出した話

昔、小野塚カホリさんの漫画の後書きで書かれていた話を思い出したので書きます。
なんという部族かは忘れてしまいましたけど、狩りの為に女は自分の胸を切り取るんだそうです。
弓を扱うのに、胸があると不都合だからとか。
その、生きることへの直向きさというのですか、ああなんて素敵なんだろう!
私はなれない、というのがもの凄く悔しい気持ちで一杯なんですよ。
そんな勇気私にはないです。
けれど、私にも、その部族にもそれぞれの生き方があって、生きられない人もいて。
考え出すと切りがないんですけどね。



善いことをするのは難しい。人の目を気にしたとたん、それは偽善になる。
花村萬月:猫の息子より