手術後8日目、退院して1日。

家に戻るとやっぱり動いちゃうので痛みが出てきます。

もらってきた痛み止めを飲みながらぼちぼちやって行きます。

 

今回の手術で摘出した私の子宮の病状です

 

10月の検査で先生から説明された図

 

10cm,7cmクラスの筋腫から数センチのものまで10こくらいありました。

 

筋腫によって大きくなった子宮は

おへその上まで大きくなったほど。

 

お腹の上から触っても、硬い筋腫を感じていました。

いつもお腹が張っていたのも当たり前ですね

 

仰向けに寝るとお腹が突っ張る感じがして

足をたてていました。

 

10月の初診の後、次の生理から「レルミナ」という薬で

生理と排卵を止め

筋腫を小さくしてから手術をするということになりました。

 

このレルミナで急に排卵を止めたので

更年期症状がいきなり出てホットフラッシュに悩まされました。

 

今もまだ治らず・・・

飲むのをやめたらだいたい1ヶ月くらいで薬の効果が薄れて

落ちついてくるそうですが

卵巣は残しているので、本当の更年期が来るのもすぐですね

 

「筋腫が小さくなったら腹腔鏡手術でできますか?」

と聞いたら

「そこまでは小さくならないから開腹手術ですね」

と言われていました。

 

手術の1ヶ月前の検査で、

見事に筋腫は小さくなって

子宮はおへその下くらいまでの大きさになりました。

 

手術では子宮と卵管を摘出しました。

卵巣は残っています。

 

帝王切開の時の傷と、膀胱にも子宮が癒着していたので

癒着剥離手術もしました。

 

手術時間は70分くらいだったそうです。

手術室に入って2時間ちょっとで病室に戻ってきました。

 

摘出後の子宮の写真はあるけれど、

あまりにもグロすぎるので

絵に描いてみました。

子宮の断面図です



お腹は、おへその下2cmくらいから下に

14〜15cmくらい切りました。

 

手術前の説明で、

「もし腸にも癒着していたら、安全のためおへそをぐるっと迂回して

おへその上まで切ることになります。」

と言われていたので、傷が少なく済んでほっとしました。

 

これでもう大量の出血が不安で出かけるのをやめたり

貧血に悩んだり

濃い色の服ばかり選んだりしなくていいんだと思うと

本当に嬉しいです。

 

ずっと手術を避けてきたのは

帝王切開の痛みと辛さが忘れられないからでした。

 

でも、今回の手術では痛み止めの麻酔や薬を使って

ほぼ全くと言っていいほど辛くなかったです。

 

術後2日目に尿が出なくなって麻酔の量を減らした時に

「おお、この痛みだ」というのはありましたが

本当に辛い痛みはそれだけでした。

 

それもすぐにお医者さんと看護師さんが解決してくれました。

 

私は今のところ

この子宮全摘出手術を受けて本当に良かったと思っています。