こんにちは!
今回は、ワックスモデリングで作る「ラウンドファセットカットの覆輪留めペンダント」についてご紹介します。
ハードワックスを使って、ブロックワックスの切り出しから、石座の成形、バチカン作り、全体の仕上げまでを進めていく制作動画です。
覆輪留め、フクリン留めと聞くと、初心者の方は少し難しそうに感じるかもしれません。
「石座の形をどう作ればいいのか」
「どこまで削っていいのか」
「バチカンまわりが折れそうで怖い」
そんな不安がある方にも、制作全体の流れをつかむ参考になる内容です。
ワックスモデリングでよくある悩み
ハードワックスでジュエリー原型を作る時には、次のような悩みが出やすいと思います。
・ブロックワックスをまっすぐ切り出せない
・石座の中心や厚みのバランスがずれる
・削りすぎて形が崩れてしまう
・細いパーツやバチカン部分が折れそうで怖い
・仕上げ前の形の整え方がわからない
うまくいかない原因は、技術不足だけとは限りません。道具の当て方、作業の順番、どこを基準に形を見ているかによって、仕上がりは大きく変わります。
特にワックスモデリングは、金属加工とは違い、削って形を出していく作業です。
だからこそ、最初の基準線や石座の位置、全体の厚みの見方がとても大切になります。
大切なのは「完成形から逆算して削る」こと
今回の覆輪留めペンダントでは、ラウンドファセットカットの石に合わせて、石座とペンダント全体の形を作っていきます。
ワックスは削りやすい素材ですが、一度削りすぎてしまうと、元に戻すのが難しい場面もあります。
ワックスモデリングでは、ただ形を削るのではなく、完成した時の厚み、石の収まり、強度、見た目の軽さを考えながら進めることが大切です。
また、今回は制作途中でバチカンが根元から折れてしまう場面もあります。
失敗を避けることも大切ですが、実際の制作では、思わぬトラブルが起こることもあります。
その時にどう修復して作業を続けるのかも、制作を学ぶうえで大切なポイントです。
動画で確認できること
今回の動画では、細かな作り方の解説ではなく、作業風景をノーカットに近い形で確認できます。
文章だけでは伝わりにくい部分を、手元の動きで見られるのが大きなポイントです。
動画では、次のような内容を確認できます。
・ブロックワックスを切り出して形を整える流れ
・石座を作る時の削り方や確認の仕方
・ラウンドファセットカットの石に合わせる作業の雰囲気
・バチカン部分を一体で作る時の流れ
・制作途中で折れたバチカンの修復作業
・全体の形を整えて仕上げていく流れ
特に、工具の角度、手の動かし方、少しずつ削っていく加減は、文章よりも動画で見た方が理解しやすい部分です。
ワックスモデリングを始めたばかりの方は、まず全体の流れを見るだけでも参考になると思います。
動画はこちら
文章では伝わりにくい手元の動きや、作業の流れは動画で確認してみてください。
未解説の作業風景動画ですが、ブロックワックスの切り出しから仕上げまでの全体像を見たい方におすすめです。
オンライン彫金教室でも詳しく学べます
今回の制作内容は、オンライン彫金教室の講座でも学べます。
講座では、ハードワックスを使った覆輪留めペンダントの制作を通して、石座の作り方や立体的な造形の基礎を学んでいきます。
手元の動きや細かな考え方まで学びたい方へ、動画だけでは見落としやすい部分を整理しながら学べる内容になっています。
ワックスの切り出し、基準線のけがき、石座の粗削り、外形の成形、バチカンの加工、最終仕上げまで、順を追って学びたい方は、こちらも参考にしてみてください。
関連記事
文章でもう少し詳しく読みたい方は、元記事もあわせてご覧ください。
ハードワックスの特徴や、覆輪留めペンダント制作の流れを、記事として確認できます。
⇒ ハードワックスで作る「フクリン留め・ペンダント」の作り方を読む
まとめ
今回は、ワックスモデリングで作るラウンドファセットカットの覆輪留めペンダントについてご紹介しました。
フクリン留めのペンダントは、石座の作り方、全体のバランス、バチカンまわりの強度など、学べるポイントがたくさんあります。
初心者の方は、まず「どんな順番で形ができていくのか」を見ることから始めると、ワックスモデリングの理解が深まりやすくなります。
いきなり完璧に作ろうとせず、動画や講座を見ながら、少しずつ手元の感覚を育てていきましょう。