換装作業 | つるのブログ

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ウィリアムズ症候群の長男や自閉症の次男の事、それと子ども達にに野菜を食べさせるために始めた家庭菜園について書いていきます。

 さて、やっと、最後の作業を諦めて、換装作業全行程を終了しました。


 なので、まとめ的なブログ。



 まず最初に、いつもの例文。


 個人による分解修理を行うと、メーカー保証が切れることがほとんどなので、そのことを覚悟の上に、自己の責任で行いましょう。


 っと、まぁ、うちのパソコンは、すでに保証が切れているうえに、ハードディスク交換をメーカーに依頼すると、5万オーバー請求されるので、まだ使おうと思うと、自分でやるしかないですね。





 換装前のパソコンの状態。


 機種は、VAIO VPCL12


 Core2 Q9550


 メモリ12GB搭載


 そこそこなマシンなのですが、いろいろ詰め込み放題で、かなり動作が重いマシンになっています。


 速度を示す数字はいろいろありますが、まぁ、ここはわかりやすく。



 電源オンから、ブラウザでwebページの表示が完了するまで時間を計ってみたいと思います。



 タイムは6分44秒。


 この後も、まだ他のソフトを読み込んでいたので、完全に立ち上がるまではもう数分は必要になると思います。



 さて、分解。



 ボードPCだけに、画面が下になるのですが、押さえつける作業もあるので、念のために柔らかいものを敷きましょう。



 HDD交換には、ここを開けます。


 ねじ4本をはずして。



 後はツメで止まっているので、力技で開けます。


 横方向のツメが浅いので、横方向に開けるのがやりやすいです。



 ツメの深さはこれぐらい。



 テレビチューナーが搭載されているマシンは、この位置にB-CASカードスロットがあるので、外します。



 ハードディスクマウンタは、4点止め。


 誰の為かわかりませんが、取っ手も付いています。


 最後に、ケーブルを外すと、取り外し完了。



 取り外し完了。


 もっと、適当なハードディスクが付いているのかと思ったら、WDのグリーンか。


 もし僕が用意しても、これかREDなので、あまり大差は無かったでしょうね。


 今回、交換するのは、ハードディスクではなく、SSD(ソリッドステートドライブ)です。


 最近、多くなってきた、半導体素子メモリを用いたドライブです。


 長所は、物理稼働がないため、省電力、無騒音、耐衝撃性に優れ、ランダムアクセス性能が非常によく読み込みも早いのが特徴。


 短所は、容量単価が高い、使用の度に素子劣化があるので寿命がある程度で切られる、故障の際にデータを吸い出すのが困難などなど。


 要するに、これを踏まえたうえで上手に使いなさいって事。



 ちなみに、今回使用するのはインテルのSSD。


 相性問題が出来るだけ無さそうなものを選んだら、無難な選択になりました。



 データのほとんどは外部HDDで管理するつもりなので、240GBで足りる・・・・・はず。


 HDDとSSDを比較。


 当たり前ですが、サイズがこんなに違います。


 当然、このままでは付かないので、同梱のマウンタを使用します。




 マウンタ使用の図。


 これで、ネジの位置は、3.5インチのハードディスクと同じになります。


 

 



 同梱の物では、端子がマウンタが邪魔で使えません。


 なんで、このマウンタは、こんな位置にカバーがあるんだ?


えい!



 あーあ、知らないっと。


 さらに・・・・。



 あーあ、やっちゃった。


 よい子は絶対にまねをしないでください、このカバーの意味は知らないけど、メーカー研究で必要と判断したから付いているのでしょう。


 よい子は、ちゃんと、別売りの片方に寄せるマウンタを購入して用意しましょう。



 なんとなく、カバーを破壊して乗ってきたので、さらに分解。



 ハードディスク交換にここまでやる必要はないですが、せっかくなので、分解して、内部に入り込んだ埃を清掃しようと思います。


 が


 予想より、全然たまっていないですね。



 冷却ファンも、まぁ、そこそこ綺麗。



 さて、ここから、逆の手順で組み立て。


 ネジが残らないように注意しましょう。



 ここからは、ソフトの作業。



 最近のパソコンには、リカバリーディスクが付いていないので、購入したら、作れる機種は絶対に作っておきましょう。


 最初に、この手法のパソコンを見たときは、「何の冗談」っと思ったものですが、今ではこれが主流ですね。



 リカバリーは、ひたすら待つのが仕事。


 updateは、忍耐力が必要ですね。



 さて、写真などのデータですが、基本的には、外部HDDにバックアップを取っておくのが安全です。

 今回も取ってありますが、OSが立ち上がらなくなった場合は、ハードディスクを取り外して。



 こんな道具や。



 こんな道具で、データを救出することもできます。


 OSが立ち上がらないほどだと、かなりの損壊ですが、まぁ、成功したらゼロよりはマシって感じですかね。



 今回取り外したHDDも、まだ使えないかチェックしてみます。


 とりあえず、確認できる範囲では、今回のダメージは、システム側に集中していたみたいです。


 自分たちのデータからは、子どもの写真の中から、エイトの写真で2011年の通園施設のクリスマス会の写真が3枚ほど壊れてしまったようです。


 他のデータには差異がなさそうなので、自前のデータはたぶん無事のようです。



 しかし、HDDをチェックしても、物理的な破損は無さそうなので、今回のエラーは何だったのか・・・・。




 さて、永遠に続くと思われた、updateの波も収まり、最後の仕事。


 起動からwebページ表示完了までの時間測定をやってみました。


 その結果。


 分切りどころか、50秒も切っての49秒。


 5分55秒短縮できました。


 しかも、もう後から立ち上がるソフトも無いので、この時間で立ち上げ完了するようになりました。


 SSD、恐ろしい子。