さて、やっと、最後の作業を諦めて、換装作業全行程を終了しました。
なので、まとめ的なブログ。
まず最初に、いつもの例文。
個人による分解修理を行うと、メーカー保証が切れることがほとんどなので、そのことを覚悟の上に、自己の責任で行いましょう。
っと、まぁ、うちのパソコンは、すでに保証が切れているうえに、ハードディスク交換をメーカーに依頼すると、5万オーバー請求されるので、まだ使おうと思うと、自分でやるしかないですね。
換装前のパソコンの状態。
機種は、VAIO VPCL12
Core2 Q9550
メモリ12GB搭載
そこそこなマシンなのですが、いろいろ詰め込み放題で、かなり動作が重いマシンになっています。
速度を示す数字はいろいろありますが、まぁ、ここはわかりやすく。
電源オンから、ブラウザでwebページの表示が完了するまで時間を計ってみたいと思います。
この後も、まだ他のソフトを読み込んでいたので、完全に立ち上がるまではもう数分は必要になると思います。
さて、分解。
ボードPCだけに、画面が下になるのですが、押さえつける作業もあるので、念のために柔らかいものを敷きましょう。
ねじ4本をはずして。
横方向のツメが浅いので、横方向に開けるのがやりやすいです。
テレビチューナーが搭載されているマシンは、この位置にB-CASカードスロットがあるので、外します。
誰の為かわかりませんが、取っ手も付いています。
最後に、ケーブルを外すと、取り外し完了。
もっと、適当なハードディスクが付いているのかと思ったら、WDのグリーンか。
もし僕が用意しても、これかREDなので、あまり大差は無かったでしょうね。
今回、交換するのは、ハードディスクではなく、SSD(ソリッドステートドライブ)です。
最近、多くなってきた、半導体素子メモリを用いたドライブです。
長所は、物理稼働がないため、省電力、無騒音、耐衝撃性に優れ、ランダムアクセス性能が非常によく読み込みも早いのが特徴。
短所は、容量単価が高い、使用の度に素子劣化があるので寿命がある程度で切られる、故障の際にデータを吸い出すのが困難などなど。
要するに、これを踏まえたうえで上手に使いなさいって事。
ちなみに、今回使用するのはインテルのSSD。
相性問題が出来るだけ無さそうなものを選んだら、無難な選択になりました。
データのほとんどは外部HDDで管理するつもりなので、240GBで足りる・・・・・はず。
HDDとSSDを比較。
当たり前ですが、サイズがこんなに違います。
当然、このままでは付かないので、同梱のマウンタを使用します。
これで、ネジの位置は、3.5インチのハードディスクと同じになります。
が
なんで、このマウンタは、こんな位置にカバーがあるんだ?
えい!
さらに・・・・。
よい子は絶対にまねをしないでください、このカバーの意味は知らないけど、メーカー研究で必要と判断したから付いているのでしょう。
よい子は、ちゃんと、別売りの片方に寄せるマウンタを購入して用意しましょう。
ハードディスク交換にここまでやる必要はないですが、せっかくなので、分解して、内部に入り込んだ埃を清掃しようと思います。
が
予想より、全然たまっていないですね。
さて、ここから、逆の手順で組み立て。
ネジが残らないように注意しましょう。
ここからは、ソフトの作業。
最近のパソコンには、リカバリーディスクが付いていないので、購入したら、作れる機種は絶対に作っておきましょう。
最初に、この手法のパソコンを見たときは、「何の冗談」っと思ったものですが、今ではこれが主流ですね。
updateは、忍耐力が必要ですね。
さて、写真などのデータですが、基本的には、外部HDDにバックアップを取っておくのが安全です。
今回も取ってありますが、OSが立ち上がらなくなった場合は、ハードディスクを取り外して。
OSが立ち上がらないほどだと、かなりの損壊ですが、まぁ、成功したらゼロよりはマシって感じですかね。
今回取り外したHDDも、まだ使えないかチェックしてみます。
とりあえず、確認できる範囲では、今回のダメージは、システム側に集中していたみたいです。
自分たちのデータからは、子どもの写真の中から、エイトの写真で2011年の通園施設のクリスマス会の写真が3枚ほど壊れてしまったようです。
他のデータには差異がなさそうなので、自前のデータはたぶん無事のようです。
しかし、HDDをチェックしても、物理的な破損は無さそうなので、今回のエラーは何だったのか・・・・。
さて、永遠に続くと思われた、updateの波も収まり、最後の仕事。
起動からwebページ表示完了までの時間測定をやってみました。
その結果。
分切りどころか、50秒も切っての49秒。
5分55秒短縮できました。
しかも、もう後から立ち上がるソフトも無いので、この時間で立ち上げ完了するようになりました。
SSD、恐ろしい子。