さて、ニンニクの片づけも、雨までにやっておきたいところです。
製品クラスがコンテナ6杯と、形崩れでニンニクの醤油漬け向けがコンテナ1杯の、合計コンテナ10杯の収穫となりました。
重量にして160キロでした、去年が126キロなので、34キロ増です。
が。
記録を見ると、どうやら、今年は、種球は自家製も使っていたので、去年の1.5倍植えていたようですね。
なので、実質的に減収ですね。
しっかりしまってて質が良さそうなのに、重量を量ってみると「こんなもん?」って感じでした。
原因を考えてみると、思いつくのが。
「つまみ食いが過ぎたか(笑)」
あながち外れではない冗談はさておき、計算する単位に問題があるのです。
上で、種球の計算は「㎏」で計算していますが、個数に直すと、実は1.5倍も植えていないのです。
去年の記録によると、植え付けした距離は38メートル、今年は46メートルなので、距離は1.2倍しか増えていないのです、両年とも7条植えなので、距離はそのまま数になります。
これをメートル当たりの収穫量に換算しなおすと、去年が3.315㎏/m、今年は3.478㎏/mと5%弱の増収となっています(テスト領域は除く)
なぜこんなことになったかと言いますと、実は、今年は、種球の鱗片で小さなものを使わない方針でやっていたので、小さな鱗片は植えなかったために、個数自体はそんなに増えていませんでした。
これは、作業の効率化の一環でやっていたことで、大きなものも小さなものも植え付けから管理、収穫までの手間はほぼ一緒なのです。
なので、同じ手間で収穫量を増やすなら、種球の選抜はどうだろうって事でやってみました。
結果は見ての通りに、多少の増収につながりましたが、もう少し結果を出したいところですね。
なので、次シーズンは今回の分に加えて、保水力と保肥力を目的とした土壌改良で臨みたいと思います。