ウィリアムズ症候群と音楽って書こうと思ったんだけど、どうにも説明しなくてはならない部分が多すぎて、まずは「音」について書いてみます。
ウィリアムズ症候群の子を持つ親としては、大体の人が体験しているだろう聞こえない音の不思議。
長男(エイト)は聴覚過敏を持っている。
生まれてから、部屋にいるときに何も無いのに突然泣き出すことがあった、ウィリアムズ症候群っと診断される前の話だし、最初の子っと言うこともあり、そんなこともあるのだろうっとも思っていた。
そんなことが、1歳を過ぎるまで続いた。
確実に、2008年2月4日にあることをきっかけに、それが終わった。
そのきっかけとは、2月4日に冷蔵庫を買い替えたのである。
前の冷蔵庫のコンプレッサーの作動音が嫌いだたみたいだ。
後からまとめた時にその変化に気が付いたが、ほとんど聞こえないので、分からなかった。
しかし、不快な音の定義が未だに分からない。
室内ゴルフ練習場でのドライバーの打撃音・・・平気
ジュースミキサーの作動音・・・嫌い、のちに克服
マフラーを交換した車の排気音・・・好き
掃除機の音・・・嫌い、のちに克服
和太鼓の音・・・苦手、のちに克服
デンデン太鼓・・・好き
ドラムセットの音・・・好き
Zガンダムのキャッチアイの音・・・嫌い、以後不明
音割れするスピーカー・・・嫌い
プロレスなどのアナウンサーの唾を飛ばすようなしゃべりの声・・・嫌い
トライアングルなどの金属系の音・・・好き
ピアノ、ギター・・・好き
トランペット・・・嫌い、一部の演奏者は好き?
ハモリ・・・好きだったり嫌いだったり
高い音が嫌いでも、大きな音が嫌いでもない、不思議な状態。
ハモリについては、本当によくわからないのですが、先日、支援学級を見学した際に、授業が始まる挨拶のハモリで急に泣きだしたかと思えば、その後の授業で、運動会の応援合戦のハモリはOKだったりと良く分かりません。
こちらの動画、AugustanaのTwenty Yearsという曲なのですが、こちらの曲の2分40秒辺りからの部分を、テレビで再生すると泣くのですが、パソコンだと平気だったりします。
何か、特定周波数でも嫌いな部分があるのでしょうかね?
なんにしても、いつどこで嫌いな音に出くわすか分からないので、レジャーなどではこれを持ち歩いています。
イヤーマフ。
頭を少し締め付けるような感覚あるので、長時間は嫌がりますが、付けると心地よさそうにしているし、音の多いところでは愛用しています。