さて沖縄では旧暦の3月吉日、新暦の4月中旬頃に清明(シーミー)祭という行事があります
清明祭は親族一同が集まりお墓をお参りし、その後お墓の前で重箱料理を広げて食べたりお酒を飲んだりする、知らない人が見たら『ピクニック』と思えるような行事です
沖縄のお墓はその形から亀甲墓と呼ばれ、家一軒くらい立つのでは?と思うほど大きい・・・てゆーか広いです最初に見たときはそれがお墓だとわかりませんでした
亀甲墓と呼ばれてはいますが、実はこれは女性の子宮を模したもので、墓の入り口はちょうど産道に当たることになり、人は母の胎内から生まれ死ぬとまた帰ってゆくという「母体回帰」の思想だとも聞きました
昔では清明祭の時には三線を弾いて歌ったり踊ったりと、盛大に行われていたらしいのですが、最近ではお墓に親族が集まって食事をしなくなったところも多いとか・・・。
今の時期の週末にはお墓の前でこういった光景を見ることができますだいたい20~40人くらいの親族が集まるというから、お料理もたくさんですね~
清明祭は祖先祭祀というだけでなく、親族間の親睦を深めて集団の結束を確認、固める役割の大きい行事として捉えられているみたいです。沖縄らしいですね
そして清明祭に欠かせないのがこの重箱料理
その料理の一つ一つに意味があり、ご先祖様をおもてなしするお料理なんだそうです
ウチカビとはあの世のお金の事で、燃やしてあの世のご先祖様に送るそうですスーパーなどでも売っていましたよ
こういうのがありましたね(笑)
沖縄ならではですよね
うちの大家さんに清明祭のことについて色々教えてもらったんですが、大家さんから『うちの清明祭来てみるね~』と有難いお誘いがでもたくさんの親族が集まる中、他人の私がのこのこ参加していいものかどうか悩み中
でも沖縄の行事は内地とは全然違うのですごく興味はあるのですが・・・
もし参加させてもらったらまた報告しますね
そしてこれはオマケ
じーまみー(落花生)リングって無理があるでしょ
おしまい
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