昨日は待ちに待った、「風博士」


およそ20年ぶりの三軒茶屋に降り立った田舎者の私は
一人で挙動不審に時間を潰して、
いざ、劇場へ

9割以上が女性。
私のお隣も観劇ベテラン風のご婦人ペア
逆サイドは、おっさんずラブからの流れであろう、私と同じ一人観劇
私の前は関西弁を操る元気ハツラツご婦人3人組

内容について語るのはマナー違反だけど
思ったことを少々。

チューリップ黄中井貴一さんも段田安則さんも本当に素敵。めっちゃかっこよかった。
チューリップ赤吉田羊さんはもともと好きだったけど、生の羊さんめっちゃ細くてめっちゃ綺麗✨
チューリップピンク趣里さんは初めて演技を拝見したけど、セリフのない時でも動きで様々な表現をされていた。どうやら元バレリーナだったようで、どうりでしなやかなワケだ。
チューリップ紫渡辺えりさんはもう存在がかわいらしい。でも、その可愛らしさの中に、物語の根底に流れる悲しさや、理不尽さへの憤りなどをさらっと表現されていた。

そして、我らが(はっ?)林遣都
字、大きくしちゃったよ。
ご本人も、インタビューなどで謙遜されていたけど演劇歴は他の役者さんよりは浅いから、
その拙さみたいなものもあるんだけど
それが役としての表現とも繋がって
演技なのか本物なのか分からないくらい役になりきっているのだと思った。

いや、そんなの私ごときが語ってはいけない。


とにかくみんな素敵だった。
内容も笑ってしまうところがありつつも、すごく考えさせられる。

来週は立ち見だけど、じっくり感じて来ようと思う。


林遣都は、実在した。

そして、透き通っていた。

カーテンコールの表情、素のお顔だったと信じてる。
客席を見回し、2階席、3階席とくるっと見回して

そこにいた全員が
優しく微笑んだあの大きな瞳と
目が合ったと思ったに違いない。
私もそう信じて、ヘラヘラしながら帰宅した。



あぁ、もう素敵。



ちゃお。