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Falling Fast

自分の言葉に溢れたい


鈍行電車に乗り込み
都会を抜け出す

降りると
どこか
夕暮れの匂いがする

時間をかけて
思いのままに歩く

かつて遊んだ広場は
白いコンクリートで
埋められている

スナックの看板の横に
かけられている
落としものの
子供用のニット帽

もうすっかり
夏風が吹いている

最後の信号を渡って
いつも駆け足になる

家に帰る理由が
あなただったから

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毎日欠かさず
食べる納豆

付属の小さなカラシが
いつも
寂しそうに
こっちをみている

わたしが
家を出るとき
お見送りしてくれる
あなたみたいに

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「もしあなたがそのまま
目を閉じて動かなくなっても
わたしのこと忘れないでね」

その言葉と共に
雲間から射し込んだ
太陽の光と

一緒に食べた
ママがつくってくれた
豆ごはんのおにぎり

目から溢れて
止まらなかった涙を

絶対に忘れないでいる



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春にやってきて
春に去ったあなた

風の中
太陽の光
新緑のかおり
土の匂い

そしてわたしの腕の中

わたしたちを包み込む
全ての中に
あなたがいて

溢れて止まらない愛も
生きる意味も

ことばがない素晴らしさも
心の根にあるぬくもりが
これからもずっと
離れないでいることも

すべて
あなたが教えてくれた

世界で一番しあわせだった
わたしたちのために
全てがあると思えば
いいね

いつも
頼りない
わたしのそばにいてくれて
ありがとう

今日も明日も
ずっとあなたを
さがしてしまう

計り知れない
13年間と3ヶ月の愛を込めて

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2016.5.1 
さくらへ
けいこより