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Falling Fast

自分の言葉に溢れたい

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天気がいいから
川土手で日向ぼっこ

ボール遊びしている男の子
中学生の頃
テニスボールを拾ってくれる
野球部員やサッカー部員に
胸躍らせていたことを
想う

女子学生はやはり
飛びたがる
飛んでいる瞬間の写真を
撮りたがる
それも なんと 夕陽をバックに
そしてONE OK ROCKを聴いている
そしてスキャンダルの話は
欠かさない
「カナブーンの〜」

そんな女子学生の横では
白い鳥が獲物を探している

 川の水、冷たくない?

体操しているおじさんも
忘れずに

土手で昼寝は
ズルズルと滑っていく
黒いコットンパンツには
枯れ草が付く

やはり
混み合う車の
横をスイスイと通る
原動機付自転車は気持ちがいい


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牛乳パック
そのまま口をつけて飲まない日なんて
来るのか
と思いながら

新しい音楽に出会う
一音目から運命を感じると
「どうして誰も教えてくれなかった」
と思う

本当にどうして教えてくれない?

風は冷たいけれど
窓を全開にして
部屋の外の空気たちに訊く

明日も同じように晴れるのか?

腹巻きは捲れ上がっているし
ベッドのシーツは毎日ズレる
新しい眼鏡は
枕元に置かれて朝が来る
度、入ってないけれど

思案しながら
大まかな部屋の片付けをする

そんな昼下がりが
たまらない

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蛾の死骸が風に揺られ動く
びっくりして
わたしは歩道で踊る

焼肉ホルモンの看板が


にみえる

近所のコンビニは
いつも看板の電気がついていない
「節約ですか」
となんでも聞きたくなる
「素敵です」
を添えて

白い息に
しばらく会えないと思うと
すごくさみしい

いまわたしが抱えている
象牙色の毛布や
悩みの種たちが
離れていくことを思うと
すこしさみしい

深く 何度も 嗅いで
忘れないように
忘れないようにする