最近は専ら、唾を飲んでしまうような風。
毎日毎日使っていると、
自分の大好きな持ち物に、
傷や汚れがついてしまう。
たまに、汚れてるよって言われるけど
私はそれも味なんだよ、と思う。
手放すこともできなくて、
然り、もっと愛おしくなるもの。
好きなものも、人も、
傷がついたって汚れてしまったって、
変わらずに愛せる自信があるもん。
そこにあるものが変わらない限り、
自分の中に溢れ出てきたものは
色んなところ、色んな方法で伝える。
ツイッターやインスタグラム、
携帯の文字や、手紙、言葉、
ライブのMCの中だったり、曲にしたり
音に表したり、身体で表現したり
そして今書いているブログだったり。
そのどれもが違うものだけど
どれが本当の自分かなんてことは
重要なことではないし、
どれもが本当の自分だって、
たかさご、絶対、言える。
夕暮れ時に歩く、住宅街で匂いがする。
あ、この家の今日の夕食はブリ大根だねだとか
カレーだったり秋刀魚の塩焼きだったり
そんなことを考える時間、
私の知らないどこかで
どこかの誰かが日常生活を送っている、
という事実がたまらなく愛おしくなる。
昨日はもう来ないし、
初めての夜も昨日の夜も来ない。
その日からまた今日のような日が
くるようにと今日に願って眠り、
今日の幸せが、薄れて、しまわぬように
未来なんていらないと思い、
今日のような日が昨日に顔を出し
昨日のような日が今日に変わる。
そこになにかがある限り、
まだまだうたうよ。

