私の数少ない趣味の中にカリグラフィーがあります。
カリグラフィーとは、西洋の書道のようなもので、いろんな書体があり、先が平べったいペンや先のとがったペンを使って書きます。
結婚式のウェルカムボードや招待状に使われていたり、メッセージカードに使われています。
スティーブ・ジョブズさんがやっていたことでも知られていますね。
私がカリグラフィーを始めたきっかけは、イタリアの料理学校でいただいた卒業証書で、それに私の名前がペンでさらさらっと書かれているのを見て「かっこいい!」と思ったんです。
ラッキーなことに、地元高岡市に教室があり、早速通うことにしました。
独学が苦手な私は、先生に教えていただかないとすぐにつまずいてしまうので、ホント良かったです。
まず教わったのは、いろいろ使いやすい「イタリック体」。
これは、読みやすいうえに装飾がいろいろできて、使い勝手がいい書体です。
私もお店のお菓子のパッケージに使ったり、メッセージカードに使ったりしています。
基本は5度かたむいていて、そのほかにも細かい書き方の決まりがあるのですが、それを守って書くと、バランスの取れたきれいな文字になります。
ひと文字ずつがきれいに書けたら次は言葉を書きます。
文字と文字の間をバランスよく開けて書いていくと、読みやすく美しい言葉になります。
言うのは簡単ですが、ペンが思うように動いて滑らかに書けるまで何度も練習。
趣味と実益をかねて、お店の商品のパッケージやPOPにカリグラフィーを使って練習、練習。