お店で作っているお菓子は、地元産の材料を使っています。

その中に、富山県産のはと麦茶を使ったケーキがあるのですが、これを富山のおみやげとして売り出せないかなと思っていました。

そんな時、富山県主催の「首都圏での県産品販路開拓支援」というのがあったので、はとむぎ茶のケーキを持って行ってご意見を伺ってきました。

【自分のお菓子を評価してもらう 】

当日、会場には10社ほどのお店や企業さんが参加されていました。
県内では有名な麹屋さんや、お菓子屋さんもいらっしゃいます。

私の番になり、ドキドキしながら、バイヤーさん達に試食していただきます。
みなさんから次々といろんなご意見がいただけました。
味はもちろん、誰に向けてのお菓子なのか、ネーミングはどうなのか、パッケージをもう少し工夫した方が良い、などなど。

【パッケージかぁ…】


お店では、シンプルに袋に入れるだけなので、パッケージのことまであんまり考えたことなかったんです。

だけどお土産って、ぱっと見で選びますもんね。

後日、スタッフとパッケージについて話し合いです。
「可愛いよりかっこいいほうがいいよね」
「 目立つのがいいですよ。まずは手に取ってもらわないと」
「包装紙はどんなのがいいかな」
と、話は尽きません。

いろいろ候補が上がったので、とりあえず全部作ってみることにしました。

【大人の味に】

「お酒を効かせて大人向けのスイーツにしてはどうか」
とのご意見もありました。

いままで、ケーキだし子供も食べるだろうしなぁって、お酒を入れていなかったのですが、
誰でも食べられるようにと言って、誰に向けてのものか絞っていませんでした。

だから味もインパクトに欠けていたんですね。

「大人のためのお酒にも合うケーキ」
はとむぎ茶の香ばしさにあうお酒をさがして試作です。


一言で富山みやげを作るといっても、選んでいただくために、そしてよろこんでいただくためにやらなければいけないことが満載。


次回バイヤーさん達に見ていただく時までに改善です!