さて、今日はジャカルタのインターの第2弾。

 
インターに入れればあっという間にお子さんが英語を習得すると思っている方が多いのではないでしょうか?
 
もちろん能力が高いお子さん、性格が前向きでおしゃべり好きなお子さんなど、習得の早い子もいます。
 
でも、そんな生易しいものではありません。
 
私が一番痛感したことは、「日本人は他の国の人と比べて英語を習得するのが困難かつ時間がかかる」ということ。
 
ヨーロッパから来たお子さんで最初全く英語を話せなくても、半年も経つとほとんど不自由なく話せるようになるんだそうです。
 
なぜか。
 
それは、ヨーロッパ系言語は文の構造が似ているので、単語さえ覚えればいいから、だそうなんです。
 
それと比べて日本語と英語の違いはどうでしょうか。構造、文字、発音。全て全く異なりますよね。
 
娘の英語の先生に言われたのは「まあ、英語がネイティブレベルになるには4年はかかるわね」。
 
そ、そんなにかかるんですか💦
 
それくらい日本人が英語を習得するのは大変なことなんです。
 
また、もう一つ言えることは「非英語圏のインターに通う場合と英語圏の現地校に通う場合を比べると、インターの方が英語力の伸びが遅い」ということ。
 
やはり周りがネイティブだと、その子たちに引き上げられて上達が早いのでしょう。
インターは校内では当然英語ですし、ネイティブのお子さんもいます。ただ、英語ができない状態で入ると、最初からネイティブのお子さんが仲良くしてくれる可能性はかなり低いです。
 
そして、ほとんどの子が母国語ではない英語で会話をしている訳ですから自然と会話のレベルは下がってしまいますよね。
 
そして、学校の授業もレベルに差があってもみんなが取り組めるように、各自が別々の課題に取り組むことも多く、周りと比べられることが少ないです。
 
ですので、非英語圏でインターにお子さんを入れようと思っている方はその辺りもよく理解しておくといいでしょう。
 
今日はここまでにしますね。
 
次回はインターに向く子、向かない子の話です。