→前回の続きです。
Kとお別れしてから、私は朝から晩まで狂ったように勉強しました✏️
院試のための勉強でしたが、Kを思い出す時間を無くすことが目的になっていたかも…笑
無事に、志望していた大学院への進学が決まり、入学準備をしていた時、電話が鳴りました📱
Kからでした。
私は何か有事があったかと思い、開口1番、「どうしたの?!」と叫びました。笑
Kは大笑いしながら、「△(共通の友人)から聞いたよ。院試合格おめでとう。」と言いました。
「ありがとう。…もう連絡しないんだと思ってた。しちゃダメだと思ってた。」
私がそう言うと、
「どうしたって友達にはなれないけどさ、何か人生の節目とか、めでたい事があったら連絡してよ。俺もするし。」とKは言いました。
今まで忘れなきゃ!忘れなきゃ!と必死に気持ちに蓋をして、むしろ辛くなってしまっていましたが、
忘れなくてもいいんだ✨と思い凄く楽になったのを覚えています
それから、私が資格試験に合格した時や、Kが医師国家試験に合格した時に電話でお祝いしました
社会に出て、辛くてめげそうになることは多々ありましたが、踏ん張ってこれたのは、Kの存在があったからです
Kといつか話した時に、恥じるような自分でいたくない。
そんなふうに思っていたし、今もその思いは変わりません
そんなKから、夜更けに電話が来ました📱
「俺結婚するよ。」
思ったより早かったけど、とうとう来ちゃったな。
2人で色々話をした後、
「長い人生、辛い事とかどうしようもない事が起きると思うけど、その時は連絡して欲しい。」
とKは言いました。
Kありがとう。
きっともう連絡することはないけれど、その言葉を御守りに、これからも頑張っていけそうだよ。
結婚おめでとう。
幸せになってね