東京・恵比寿と兵庫県にある結婚相談所、
結婚物語。仲人Tです。
見た目も頑張っていてコミュ力もあるのに、
婚活に苦戦する女性。
そんな女性は結構な確率で、
毒親持ち
だったりします。
昔々、あるところに、
1人の女性がいました。
彼女はバリキャリを目指していましたが、田舎に住んでいたので「女は家を守るもの」という圧に負け、仕事を断念して結婚、出産。
それが悔しかった彼女は、
娘に小さい頃から、
こう言い聞かせてきました。
「女は男よりずっと不利」
「男は女を見下している」
「男に負けてはダメよ」
「努力して男に勝ちなさい」
そのせいで、娘ちゃんはちょっぴりこじらせ女子になってしまいました。
明るくて社交的なので恋人はできる
↓
価値観が合わない所が出てくる
↓
「男の人ってどうせこうなんだ!!」
↓
終了
お母さんの圧で賢い大学に入り、安定した職場で高めのお給料をもらっていたので「結婚して養ってもらいたい」的な発想はありませんでしたが、やっぱり温かい家庭は作りたい。
そう思ってアプリで婚活を頑張っていた彼女を、悲劇が襲います。
元々悪かった目が悪化し、
障害者手帳を取ることが決定!
「これは結婚が難しくなるだろうな…!
私の住んでいる県は婚活人口も少ないし…!」
そう予想した彼女は、
相手の希望年収は300万から、
身長には条件を付けずに活動することに。
ところが、そんな彼女に、
素敵な年下男性から申し込みが!?
それでは、張り切ってどうぞ!!
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年齢・29歳
体型・高身長の細身
顔面・癒し系
こじるりに似てる
住所・けっこう田舎
↑この写真をさらに優しくした感じ
もともと結婚願望は強くなかった彼女。
ただ、
結婚しないならしないで、
納得して独身の道を選びたい!
結婚相談所に入ればやり切ったと言えるのでは?これで結婚しなかったら「残念〜!私は結婚に向いてないタイプでしたわ〜!」と笑い飛ばせるのでは?
そう思って活動を始めました。
※結婚物語に決めたのは入会面談で激しい勧誘がなかったからだそう
アプリでは土日に予定を入れすぎて倒れかけましたが、相談所では「同時並行はこのくらいの人数が限界」などペース配分をしてもらえて助かりました。
しかし、皆がいい人だったので、誰を選べばいいのか分からなくなってしまいます。
そんな時、交際していた11歳年上の男性から真剣交際を申し込まれました。
好きになって下さって嬉しい。
でも、この人とキスできるかな…。
難しいかもしれない…。
だけど、いい人だし…。
悩んでスタッフに相談したら
「相談所はいい人だらけです。いい人全員と結婚していたら、〇〇さんが50人いても足りません」
「『好きになってくれた人と結婚しなければならない』なら、菅田将暉は推定500万人と結婚する必要があります」
と交際終了を勧められ、
スッキリした気持ちになりました!
そんなある日のことです。
2歳下の男性から申し込みが。
職場は東京、
稼いでいる彼女よりも年収が高く、
身長も高くて好みのタイプ!
えっ…!?
こんな人が障害持ちの私に!?
何かの間違いでは!?
っていうか、職場が東京!?
私「今の職場を続けたい」って書いてるけど、読んでる!?
※東京から彼女の県までは700キロ
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さて、
27歳の彼が彼女に申し込んだのは、
「仲人さんが勧めてくれたから」
でした。
知人が結婚相談所をやっていたので、なんとなく入会した彼。
リモートワークの職場だったので、日本全国、どこの人とも結婚できました。
誰に申し込めばいいか悩んでいた彼に、仲人さん(知人)が「ちょっと遠いけど、この人タイプなんじゃない?」と紹介してくれたのが彼女だったのです。
※彼は高身長好き男子であった
遠すぎるので悩んだ彼女でしたが、オンラインお見合いなら交通費もかからないし!とOK。
そして、お見合い当日。
ズームが繋がった瞬間、
彼はものすごく動揺しました。
「えっ!?
写真と全然違うじゃん!!」
実は、彼女は、
相談所には珍しい、
「写真より実物が良いタイプ」
だったのです。
※つまり写真写りが悪すぎるってこと
もともと好みだと思っていた写真の200倍くらい好みの女性が現れ、一瞬でカチコチになってしまった彼。
緊張をほぐそうと、彼女がニコニコして一生懸命に会話を振ってくれたのに、言葉が出てこず、お見合いは全く盛り上がりませんでした。
「絶対断られるだろうな…!」
諦め半分でしたが、とりあえず交際希望だけは速攻で出しました。
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さて、一方彼女は。
「穏やかで優しそうな人だったけど、全く盛り上がらなかった。私が好みじゃなかったのかな。遠方だしお断りしようかな…」
ところが、彼がすぐに交際希望を出してくれたので、嬉しくなって交際を希望!
初デートは京都になりました。
しかし、彼女がタイプすぎて、またしても喋れなくなってしまった彼。プロフィールに書いてあった「話し上手」とは一体なんだったのか!!
追い討ちをかけるように、天気も微妙!
↑この日に彼が実際に撮影した写真
彼は彼女に好かれたくて、とにかく全部奢りました。
夕食は奮発して高価なお寿司屋さんに。
メニュー表の値段を見た彼女は、
息が止まるかと思いました。
「仮交際でこんなに高いものを奢ってもらうわけにはいかない!!」
震え上がった彼女は何も頼めず、結局アナゴを少しだけ食べて終わりました。
※婚活男子のみんな、初デートで1人一万とか二万の店はやりすぎだから落ち着いて
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さて、彼女は悩んでいました。
半日も一緒にいたのに距離が縮まらなかった。
どうしてだろう?
※彼が緊張してるからや
でも、自分はいつもは気を遣う側なのに(気性の激しい親の元に生まれると空気を読まないと生きていけないので気配り上手になりがち)、
彼と一緒だと、彼が気を遣って優しくしてくれるので、すごく楽…
コロナで緊急事態宣言が出てしまい、他の人に比べて彼とのデートはだいぶ先になってしまいましたが、断る理由も無かったので、なんとなく交際を続けていました。
するとある日、
彼から電話をしてみないかと提案が。
そこで電話をしてみると、今までの彼はなんだったのかと思うほど、話し上手で面白い!楽しくて楽しくて、あっという間に時間が経ちました!!
彼から「タイプ過ぎて顔を見たら緊張するけど、電話なら顔が見えないので普通に話せる」と言われ、「可愛い!」とキュンとしてしまいました。
2人はそれからしょっちゅう電話するようになり、順調に仲を深めていきました。
彼はとても優しく、目の障害についても詳しく調べてくれて「気にしないよ」と言ってくれ、
お母様と仲が悪いことを話しても「赤裸々に話してくれてありがとう」と言ってくれました。
彼の一目惚れから始まった恋でしたが、彼女も彼の優しさに触れ、どんどん好きになっていきました。
そして、
やっと次のデートの日がやってきました。
実際に会ったのは2回目でしたが、
もう真剣交際の話に!
彼女はびっくりしましたが、
「すぐに籍を入れてもいい」
「絶対に大事にします」
と言ってくれた彼の熱意に打たれ、
彼の勢いに身を任せることにしました。
それからは遠距離をものともせず、毎週会うように!
交通費と宿泊代(もちろん2人ではなく彼が1人で泊まる)だけで、彼は1ヶ月で15万以上使っていたそうです。
しかし、
ここでラスボスが登場。
そう、
彼女のお母様です!!
娘が結婚するのが嫌だったのか、
お母様は大反対!
※歴代彼氏も全員ボロカスに言われていた
「リモートの仕事?何それ!全然信用できない!」
「次男で家事もできて年収も高くて株も持ってる?条件が良すぎる!結婚詐欺に違いない!!」
当然、母娘バトルが勃発!!
彼は愛情たっぷりの家庭で育ったので、彼女とお母さんの確執を完全に理解することはできませんでしたが、とにかく寄り添ってくれました。
「大事な〇〇さんのお母さんだから、僕は祝福してもらえるよう頑張りたい。ただ、できることをやり切って、それでもお母さんが反対したら、強行突破しよう。」
それを聞いた彼女は、
「母ともう一回話そうと思う。電話する間、隣にいて欲しい。」と彼にお願いしました。
2人で外食した帰り、公園で1時間お母さんと電話したのですが、彼はマフラーをかけてくれ、あったかいお茶を買ってきてくれ、ずっと彼女の手を握ってくれていました。
そして、なんとか顔合わせが実現!!
彼を一目見たお母様は、
一瞬で態度が軟化!!
(マジで感じがいいんじゃよ彼は…
弊社スタッフも全員彼のファンよ…)
今まで歴代の彼氏全員にケチをつけてきたお母様ですが、あっさり結婚をOK!!
緊張しまくっていた2人は拍子抜けしてしまいました。
プロポーズは、
彼がふたつの指輪を用意してくれました。
理想のこんにゃくを出す為に4回もガチャをしたと聞いて、笑ってしまった彼女。
本物の婚約指輪の方は、彼女の肌の色や趣味に合わせて、好みドンピシャのピンクゴールドの可愛い指輪をオーダーしてくれたそう。
※「彼女はすぐにぶつけて石を落とすタイプなので外れにくくして下さい」とオーダーして3回設計図を書き直してもらったらしい笑
こうやって、2人は真剣交際からお互いの実家への挨拶、両家顔合わせ、入籍まで、2ヶ月半で一気に終えてしまいました!!
彼女が目の病気なので、小さい文字や遠くの文字を代わりに全部読んでくれたり、左が見えない彼女のためにいつも右側に立ってくれたり、大変優しい彼。
GW中は彼女の家で10日間暮らしていたのですが、仕事が終わると毎日駅まで迎えにきてくれました。家に帰ればご飯ができていて、洗濯物が取り込まれていて、上げ膳据え膳状態。お弁当にガパオライスまで作ってもらったそうです。
こじらせていて、障害者。
自分は条件が悪いと思っていた彼女は、自分より背が高い人は諦めよう、年収も300万あってくれればいい、そう思いながら婚活してきました。
でも、彼女の運命の人は、
彼女が思っていたよりも、
ずっとずっと素敵な人でした。
お母様の影響で男性に敵対心があった彼女は、今まで、少しでも恋人と価値観が違えば別れてきました。
なぜなら、彼女にとって、
恋人に合わせるということは、
男に負けることだったから。
でも、
いつも合わせてくれる彼を見ていて、
気づいたのです。
人に価値観を合わせることは、
決して負けではなくて、
優しさと思いやりの表れなんだ。
私も、
できる範囲で彼に合わせていこう。
こうして、700キロの距離を超え、
幸せな夫婦が誕生したのでした。
お二人とも、
末永くお幸せにーー!!
次回
「自分と同じくらいの人と結婚したい💖」
27歳の美人歯科医は、婚活を始めて「世の中の平均年収」を知って愕然とする。大勢の申し込みが入っても、会いたい人は1人もいない!私って、高望みだったの!?
彼女が希望する「医師との結婚」は叶うのか!?
お楽しみに〜!!
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