彼女は、
よく考えるべきでした。
LINEがとても楽しい男。
女性をスマートにデートに誘える男。
恋愛慣れした自分が、初対面で
「この人だ!」と思えるような男。
そんな男が、アプリで、
一体どれほどモテるのかということを…。
兵庫県高砂市、JR宝殿駅前、
結婚物語。仲人Tです。
アプリで頑張る男子を応援するため、アプリで婚活していた女性に話を聞いているうちに「あっこの話を先に書きたい!」ってなったので、本日は予定を変更してお送りします。アプリ男子にも参考になるお話です!
気さくで明るく、華やかでキリリとした美人で、中学時代から1度も彼氏が途切れたことがなかったAさん。
ところが、29歳で当時の彼氏と別れ、
「次に付き合う人とは結婚したいな」
と考え始めた頃から、
途端に風向きが変わってきたのです。
バリバリ稼ぐ自由人で、いつも営業で遅くまで飲み歩いていたAさん。男性が結婚したいタイプとは違ったのか、相変わらず恋愛はできるものの、将来を見据えた彼氏は中々できませんでした。
一年間不毛な恋愛を繰り返し、このままではダメだと一念発起したAさんは、
メンタリストDaiGo監修のアプリ、
withに飛び込むことを決意。
※AさんはDaiGoが大好きなのです
ところが、29という年齢から結婚を焦っている感が出てしまうのか、それともwithのユーザーが若いからなのか、自分が思っていたよりもいいねは付きませんでした。
婚活に遅れを取ったことにちょっと後悔したAさんでしたが、もともとポジティブな彼女は、積極的に自分からいいねをすることにしました。
しかし、自分がいいねした人からは全然返事が返ってこず、ちょっとなあ…と思う人からばかりいいねが来る。
Aさんほどのメロメロボディの持ち主でも、最初に自分が目指していた条件の人にはかすりもしなかったのです。それはもう、きあいだまの命中率とは比べ物にならないくらい当たりませんでした。
幸いAさんは頭が良かったので、永遠に無理な相手に申し込むタイプではありませんでした。
「もう一回条件を整理しよう。
私が一番重視するのは何だろう?
絶対コミュ力だ。
人はみんな違って当然だし、喧嘩も絶対するから、喧嘩してもちゃんと仲直りできる人、話し合いがきっちりできる人に出会いたい。
話し合いができるかどうかに、婚歴は関係ない!初婚へのこだわりを捨ててみよう!」
Aさんは バツイチをねらった!
こうかは ばつぐんだ!
条件を広げた甲斐あって、彼女はいいなと思える人とだんだんマッチングできるようになりました。
しかし、ここからが本番でした。
アプリは確かにお金をかけずにたくさんの男性に出会えますが、玉石混合です。
かなりいい大学を出ていた彼女は、持ち前の頭脳を使い、バリアーを発動して防御ランクを上げてからアプリに挑みました。
①既婚者か否かを突き止める
アプリ登録はFacebookを必要とするものが多いため、同姓同名っぽい人を片っ端から調べます。運良くFacebookのページを発見できれば、過去の投稿をチェックし、既婚者や子持ちを発見。
②業者でないか確認する
ネットワークビジネスやマンション販売の営業マンでないかを確認。①と同じやり方で、Facebookの登録人数や活動状況をチェック。アプリの画像にブランド物や高い車など、一瞬憧れを抱いてしまうような写真を多用している人には特に注意する。
③明らかにスペックの高い相手からのいいねには裏がある
自分が「いいな」と思うスペックの人に押したいいねは全て無視されているのに、それよりもいい条件の男性が向こうからいいねしてきたらかなり要注意。ハイスペイケメンは基本同年代や年上の女子を狙わない。一度だけ疑いつつも誘いに乗ってみたが、チェーン店のお茶スポットを指定され(今思えばハイスペは嘘)、ネットワークビジネスの勧誘をされた。
④危機管理を怠らない
万が一、飲み物に薬などを入れられたら大変なので、自分の知っている店にしか行かない。デート当日は姉と連絡を取り合い、24時を過ぎて帰宅連絡が無い場合は、姉から警察に通報してもらう。(これは幸い1度も発動されず)
メッセージのやり取りが始まりました。
しかし、真面目で恋愛経験が無さそうなタイプにはあまり興味が湧かないし、
やり取りが楽しい!と思える相手は、調べたら既婚者か業者、もしくはすぐに会いたがるヤリモク。
数少ないイイ感じの人とメッセージをしていると、急に返信が無くなりました。後から考えれば自分より若くて可愛い子と並行していて、その相手とうまくいったのでしょう。
アプリに登録すれば、たくさん申し込みが来て、その中から選べると思っていたのに、そもそも、いいなと思う人に会うところまでたどり着けないのです!
彼女がwithで会ったのは、
たった3人でした。
1人目はハイスペイケメンのふりをした、
ネットワークビジネスの勧誘。
2人目は年下のイヌヌワン系男子(友人になったが特に進展なし、後に違う女子と結婚)。
そして、忘れもしない、
あの男でした。
バツイチで会社を経営していた一つ上の彼。
プロフィールの文章がとても上手で、コミュ力の高さが感じられました。withは心理テストで気の合う人が分かるのですが、価値観もかなり近そうで、彼女は最初から彼に会えるのを楽しみにしていました。
顔は結構かっこいいけど、若いのにバツイチだし、ライバルは少なそう!
メッセージのやり取りもとてもスムーズで、気になるところが全然無い!
こんなことは初めてでした。
もちろんFacebookチェックも怠りませんでしたが、彼はちゃんと今は独身で、子供もいませんでした。会社も本当に経営していました。
当日、彼に会った彼女は、確信しました。
「この人が運命の人だ!!」
爽やかで、初対面なのにリラックスできて、会話が盛り上がって、いつまでも話していられる。
2人はすぐに次のデートの約束をすることになりました。
アプリでの出会いだと、1回目は良くても、2回目に「アレ?」となることは結構あります。しかし2人のデートは2回目もかなり盛り上がり、彼女の確信はいよいよ深まりました。
4回目のデートは、12月25日。
ロマンチックなムードが後押ししてくれ、
彼は彼女に告白。
彼女は、次付き合う人とは結婚したいと思っていること、理想の結婚生活についてしっかり伝え、彼も結婚を考えて付き合うと明言しました。
付き合ったその日の夜に、
めでたく2人は結ばれました。
withを始めて本当に良かった!!
アプリ婚活を始めてたった1ヶ月で、3人しか会っていないのに、こんなにステキな男性に出会えるなんて!!
ありがとうございます、
神様、仏様、DaiGo様!!!
※繰り返しますが彼女はメンタリストDaiGoの大ファンです
幸せいっぱいで、
ぐっすり眠りについた彼女。
彼女が寝たのを確認した彼は、
ベッドから起き上がると、
おもむろに携帯に手を伸ばしました。
暗闇の中、
携帯電話の画面だけが明るく光ります。
彼が画面をスワイプすると、
いくつかのアイコンが現れました。
彼の携帯には、
出会い系アプリが3つも入っていたのです。
そうです。
彼女は、
もっとよく考えるべきでした。
LINEがとても楽しい男。
女性をスマートにデートに誘える男。
その若さで会社を経営できる男。
恋愛慣れした自分が、初対面で
「この人だ!」と思えるような男。
そんな男が、アプリで、
一体どれほどモテるのかということを…。
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