NetflixオリジナルドラマシリーズのYOU。
タイトルがYOU(あなた、きみ)です。
邦題ではYOUの後に「君が全て」なんてついていましたが、題名のYOUに込められた意味をよく表わしているなぁと思ってました。
これね、主人公がストーカーなんです。
NetFlixで公開当時、アメリカで大流行りしてました。友達が「ヤヴァイ」って言ってて、
ホントにこれヤバいんですよ。
ロマンス×サイコ×スリラーっていう驚愕のカテゴリーミックス。
日本では「ヤンデレ」に近いのかな?
でも象徴的なヤンデレのように、嫉妬が激しいとかいう被害妄想はなかったかと。
主人公のジョーは、好きな女性(ベック)を、ただ観察して観察して、邪魔そうな存在を排除していくんです。
ここでいう観察と排除というのは、文字通りの意味です。
張り込みして、小細工して、手段を選ばないジョー。
しかも怖いのが、それを「ベックのために」というんですね。
ジョーは自分に自信がないのかあるのかよく分からない男ですよ。
根拠もないのに、この子は名前を僕に覚えてほしいんだ、とか、
やっぱり愛ではなかった、とか。
でも過去に辛い経験のあるジョーは、それを「いま」のベックにも投影してしまうのかな…それであらかじめ危険を回避しようという潜在意識かもね。
(だからってやっていいことと悪いことがあるけどな!!)
エロさもあるので、ご家族と見る時は要注意ですよー。
あと、食事中に見ると食欲が後退する可能性も…(私はそうだった)
なんていうか、親からの愛情っていろんな意味で本当に大切だなって。
愛なのか執着なのか、情欲なのか判断がつかなくなりますもんね…。
本人は、がむしゃらに相手と向き合っているのに、真面目に間違えてしまうこともあるんだから悲しいですよね。
ベックは自分のことを「なんともない」と烙印を押して、自分の価値を、「価値のある友達」とつるむことで見出そうとしています。自分ひとり、自分の中からは価値が見出すことができないから、それを他の誰かを通じて価値を見出そうとする。
現代社会にもこのような傾向は、多かれ少なかれ誰にでもあると思います。
まぁベックの友達はちょっと特殊だけどな!!!
(見た人は分かる)
YOUはサイコスリラーのロマンスドラマですが、
人間観察として見ていったら苦痛じゃないのかなと。
(でもあんな思考は良くない)
シーズン3まで出ているみたいです。
本当に人気を博したんですね。
気になる方は見てみてください~ショッキングですが、興味深いドラマには変わりないです
ではではまた更新します。
(ブログの更新、いつか飽きそうで怖い…)