入口守衛の女性は僕の顔を見て少し悩んだ様子。
少し間をおいて、出された裏紙の紙切れに
フルネームを書けとのこと。
言われた通りにしたら、
あー、やっぱりベトナム人じゃなかったのかー
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といって、正式な?記名簿を差し出してきた・・・
なんだこれ
![はてなマーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
聞けば、通常は外国人客には記名簿があり、
間違いや失礼が無いように事を進める決まり。
ベトナム人客の場合は、口頭で名前を聞いて、
事務所に伝え、記名無しで通すのだという。
今回の僕の場合は、お互い顔を見て、
挨拶して、「〇〇さんに会うよ」、
と伝えた時点で、
あれ?この人、
外国人っぽいけど、
ベトナム語喋ってるし・・・
どっち?!?!?!
とちょっと悩んでくれたそうだ。
で、試しに紙切れに氏名を書かせてみたと・・・
嬉しいじゃないですか!この守衛さん!
と、言うわけで、今日の本題行きましょうか!
★〇▲□◆☆●△■◇★〇▲□◆☆●△■◇
今日は気分を変えて、
làm
という単語の使い方を少し掘り下げてみたいと思います。
これ、日本語で言えば
~やる、~する
英語なら
do~
ということなのですが、
実際にはどうやって使うのでしょうか?
一番よくある使い方は、
làm+名詞 = ~する、やる
読んで字のごとく、後ろに続く単語を
やる、する。
仕事する=làm việc
これをする=làm cái này
あれをする=làm cái kia
これ、簡単ですね。
では、名詞ではなくて、
形容詞と組み合わせたらどうなる?
少し(だけ)する=làm ít
早くやる=làm nhanh
ゆっくりやる=làm từ từ
これは、話す人の基準より
もっと少なく、もっと早く、もっとゆっくりに、
というような意味合いで使います。
気持ち早めにやってほしいなーと言う時、
làm nhanh=早めにやって
人に何か作ったりやってもらう時、
あまり多くつくられても困るなー、
と思ったら、
làm ít=ちょっとだけ作って
ここで、する、やるではなくて、作る、
という意味が出てきちゃいましたが、
何かを作るという言い方にも使えるんです。
例えば、
làm cơm=ご飯を作る
これ、教科書で習う
nấu cơm=ご飯を作る(調理する)
と同義なので、
日本語も
”ご飯を作る” と ”料理する”
で、意味は一緒だけど使う単語が違うのと
同じようなニュアンスですね。
もう少しやりましょう
![ビックリマーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
ちなみに動詞とくっつく例外パターンもあります。
làm ăn=仕事、ビジネスで暮らしの糧を得る事、食い扶持を得ること
これはあくまで特殊ケースということで、
熟語として組み合わせて覚えるしかありません。
例えば久しぶりにあった友人知人に、
làm ăn như thế nào ?=最近どう?(特にビジネスや仕事でのお金稼ぎの調子は?)
のようによく使われている言葉ですので、
覚えておいてソンはありません。
続く