目からうろこのような排尿管理の方法です。(私だけかも・・)
私は医療機関に勤務して看護師さんの排尿管理で頭が固くなっていました。
その方はC7レベルの不全損傷の方。
自排尿が困難なので,病院では清潔間欠自己導尿を行っていました。
現在はというと,過反射が起きた時に自己導尿を行うという方法でした。
私は3時間おきに導尿をして膀胱を過伸展しないということに価値基準を置いていました。
しかし,その方はおしっこがたまったということを自律神経過反射により的確に知ることが可能で,過反射が起きた時にだけ,導尿を行うという方法でした。
しかも,ほぼ百発百中だと。よって,過反射を無視すると尿漏れするようです。
これは,とても自然であり,健常者がおしっこがしたいなぁと感じることができることと同様の知覚体験をしているのだなぁと感心してしまいました。
この方法がすべての頚髄損傷の人に適用するとは思いません。
ただ,この方にはあっているのです。
導尿しても大して排尿がないのに,導尿をしなくてはならないのは自然なことではないと思うのです。
私が伝えたいのは,医療従事者が言ったことを鵜呑みにせず,身体を知覚することが重要であるということです。
それにしても,すごいですね。
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