C6の方のベッドでのいざり動作の指導 | 頚髄損傷.comのブログ

頚髄損傷.comのブログ

頚髄損傷、脊髄損傷の方々やご家族さん、ご友人が役に立つ情報をお伝えします。

先日,病棟で私の担当ではないC6B3の方のベッド上動作について介入しました。


受傷して半年以上,PTでは横のりの練習をしているようです。


病棟で初めて見させてもらうため,ベッド上で前方へのいざり動作を確認しました。


力でプッシュアップしようとしてほとんど動かない・・・


そして疲れる・・・,そして緊張が高まる・・・,最後に動きたくなくなる・・・。


もうすぐ在宅へ帰る予定の方なので驚いてしまいました。


今までどんな訓練をうけていたのだろうか・・


同僚として情けない・・


その方は力任せに動くので,臀部にはすぐ褥瘡ができていました。


そりゃできるだろ!というお尻をこするような動きです。



動きを1つ1つ確認しながら指導しました。


簡単にですが,動き始めの姿勢の作り方,胸郭と頭部と体幹と骨盤の関係,身体知覚,動き方を実際に私が真似して見せて,その後に背後から誘導して実施すると,簡単にゆったりと動くことができました。


本人は嬉しい反面,今までのリハビリに対する疑問が・・・。


家に帰る直前になるまで,何をしていたのか・・。


セラピストにはほんとうに差が出てきたと思います。


話しばかりのセラピスト,筋トレはばかりのセラピスト,効果判定をしないで1か月以上も同じプログラムを行うセラピスト,情熱がなく同情ばかりのセラピスト・・・


他人を貶めて自分の評価を高めたいのではありません。


一緒に勉強会をしているある施設の同志は私よりも努力し,情熱を持って臨床に取り組んでいます。


私のいる場所はどうなっているんだろう・・


患者さんに申し訳ないです。



私が管理者のウェブサイト 頚髄損傷.com   こちらは頚髄損傷・脊髄損傷者のポータルサイトを目指して随時、情報を拡大中です。

ブログ村もよろしくお願いいたします。


にほんブログ村 病気ブログ 頚椎損傷へ
にほんブログ村