先日,病棟で私の担当ではないC6B3の方のベッド上動作について介入しました。
受傷して半年以上,PTでは横のりの練習をしているようです。
病棟で初めて見させてもらうため,ベッド上で前方へのいざり動作を確認しました。
力でプッシュアップしようとしてほとんど動かない・・・
そして疲れる・・・,そして緊張が高まる・・・,最後に動きたくなくなる・・・。
もうすぐ在宅へ帰る予定の方なので驚いてしまいました。
今までどんな訓練をうけていたのだろうか・・
同僚として情けない・・
その方は力任せに動くので,臀部にはすぐ褥瘡ができていました。
そりゃできるだろ!というお尻をこするような動きです。
動きを1つ1つ確認しながら指導しました。
簡単にですが,動き始めの姿勢の作り方,胸郭と頭部と体幹と骨盤の関係,身体知覚,動き方を実際に私が真似して見せて,その後に背後から誘導して実施すると,簡単にゆったりと動くことができました。
本人は嬉しい反面,今までのリハビリに対する疑問が・・・。
家に帰る直前になるまで,何をしていたのか・・。
セラピストにはほんとうに差が出てきたと思います。
話しばかりのセラピスト,筋トレはばかりのセラピスト,効果判定をしないで1か月以上も同じプログラムを行うセラピスト,情熱がなく同情ばかりのセラピスト・・・
他人を貶めて自分の評価を高めたいのではありません。
一緒に勉強会をしているある施設の同志は私よりも努力し,情熱を持って臨床に取り組んでいます。
私のいる場所はどうなっているんだろう・・
患者さんに申し訳ないです。
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