入院期間を最大化する方法 | 頚髄損傷.comのブログ

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リハビリ業界では入院期間がどんどん短縮化して、効率的なリハビリが強く求められており、リハビリの目的や内容が問われる時代になっています。


これ自体は現在の国の財政状況や今後の社会保障費を考慮すると当たり前です。



可能な限りリハビリ医療を効率化し、なおかつ、退院後の社会的コスト(介護労働によるコスト減)が削減することが、厚生労働省の本音なのです。



別に我々リハビリ業界が国の政策に加担して、患者不在を推し進めるということではありません。



忘れてはいけないことは、リハビリ業界の顧客は患者とその家族であり、患者満足度を高めることが使命なのです。



さて、入院期間がどんどん短縮化する世の中でも、入院期間を長期化する方法はあります。



もちろん、数年単位でというのは困難ですが、ポイントさえ押さえておけば、一般的な期間であるケガをしてから、または手術をしてから半年の入院期間というのは、簡単に超えることが可能です。



また、入院期間が最大化しても医療の質があまりにも落ちては入院期間が最大化しても意味がないですし、リハビリがない状態でも意味がないでしょう。



よって、テーマは「適度な医療の質を担保した上での、現状での医療制度での入院期間の最大化」と考えます。



ではではここからが考え所です。



そもそも、入院期間を決めているのは誰でしょうか??



一般的には医者です。



ただ、一般的な期間を超える人の入院期間は



看護師=セラピスト>>>>>医者です。



以外かもしれませんが、長期化するのは、長期化する意味や意義があると、内部から発せられた場合のみに成功するものなのです。



外部、すなわち、患者や家族から金品や依頼、希望などの働きかけでは、長期化はしないでしょう。



昔であれば、札束が立つほどの金銭であったかもしれませんが、それはリハビリ医療では存在しません。



ぶっちぇけますと、看護師やセラピストから倦厭される患者さんや家族さんは、一般的な入院期間で終了するでしょう。



「医療業界のいいなりになれ」と言っているのではありません。



リハビリに積極的で、看護師やセラピストと正直に素直に会話ができて、自分本位にならず、一般社会と同様な社会性を持っているレベルが必要なのです。



医療は他の業界と同様に100点を取ることが困難であるのに、小さいことを誇張して、詰め寄る人や尋常ではないクレームをつける人が本当に多いのです。



これは、患者さん自身が入院によって、体の不調によって、しょうがないのだと思います。



ただ、心身を本当にすり減らして働いている看護師やセラピストが一生懸命でした行為が、繰り返し、繰り返し、繰り返し非難され、信頼関係が崩れてしまっては、長期間のリハビリは不可能です。



もちろん、看護師やセラピストが誤った行為をしたのであれば、それは別の話です。



これを聞いて「業界の立場を鑑みろ」、と言っているように聞こえたかもしれませんが、そう思ってしまいたくなるような状況があることも頭の片隅に覚えておいてほしいとは思います。



長くなりましたが、まず第一には看護師やセラピストと人として信頼関係を構築することが、入院期間を長期化するポイントです。


次へつづく。本音で話しすぎたかなぁ~・・・


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