脊損、頚損の方に対するベッド上での基本的な褥瘡対策 | 頚髄損傷.comのブログ

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頚髄損傷、脊髄損傷の方々やご家族さん、ご友人が役に立つ情報をお伝えします。

頚損、脊損の方で頻発する合併症に褥瘡があります。



感覚の障害が重度であり、ほとんど感覚がないと、褥瘡が生じる可能性があります。



本人はお尻が自分で見えないし感覚がないので、痛みやしびれが感じないので気づかないのです。



ほとんどの病院では看護師さんがベッド上での体位交換を3時間おきに実施します。また、マットレスを褥瘡予防のためのエアマットにします。



まず、これができていないということはないでしょう。



病院によって差があるのが、電動ベッドの背上げと背下げをベッドリモコンを使用して実施してしまうことです。



ベッドの背上げが30度以上から最後まで(概ね75度)、また背下げの同様の角度において、リモコンで実施すると、お尻の皮膚がマットレスとが、ずれ応力を生じて褥瘡が簡単にできます。



けがをした数か月は褥瘡に対する認識が皆さん非常に低いです。褥瘡は本当に大変な合併症ですよ。



重症化すると手術となります。また、術後は1か月ほど、食事も含めて頭を起こすのが禁忌になります。



頚髄損傷の方は、長期間寝たきりになるので、リハビリをしようとしても起立性低血圧により、訓練が積極的に行えないこともあります。



他にも情報がありますので、興味のある方は


http://頚髄損傷.com/

ご覧ください。

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