庄屋の仕事はこんなことも・・・
こんにちは！
家系図作成の専門家「家族の樹」です。
９月に入り、朝晩は幾分涼しく感じるようになりました。
しかし、京都に日中はまだまだ酷暑です。
子供の頃は「夕立」といってた雷雨は、清涼感を与えてくれた感じがするのですが、
最近の雷雨は熱帯地方のスコールそのもの、恐怖すら覚えます。
地球温暖化のせいなのでしょうか？
とはいえ、冬はすぐ来ます。
雪国の調査は困難なので、秋までにやり遂げないとマズイです。
少し焦っています。
今月は系図原稿まとめを中心にがんばります。
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庄屋を務めた家には様々に記録が残ります。
村方文書には当然、名前が出てきますし、
藩政記録にも名前が残ります。
庄屋は村の訴訟や騒動など面倒な事件には、
当事者の一人として登場します。
水利や入会山をめぐる村同士の争いには
村人の生活をかけて訴訟にのぞみ、
藩役所へ出向くことはもちろん
江戸表まで訴えに行くことも珍しいことではありません。
村民の不満をくみ取りながらも、暴発しないように抑え、
なおかつ、御上からは理不尽な要求をされることも、
古記録を読みながら、その大変さを痛感します。
民衆の発言力が高まる江戸後期になると、大規模な一揆が続発し
不平不満を爆発した民衆は商家や地主の屋敷を「打ち壊し」します。
庄屋も標的のひとつ。
人望がないと務まらない役職です。
庄屋を務めた家系を調べていると、
こんなことも仕事いう記録が出てきます。
村民が事件を起こし、藩の死刑場で打ち首になりました。
その亡骸は庄屋が引き取りに行く決まりになっており、
その庄屋は車をひいて遺体を引き取りに行っています。
庄屋の仕事はオールラウンドだと感じます。
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